びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/01/03(月)祝「旅行12」

 0600起床。今日で旅は終わり。18きっぷを使用。栗林公園北口志度―瓦町―高松築港・・・高松―岡山―播州赤穂―姫路―大阪・・・梅田―淡路―関大前〜新大阪―東京―千葉みなと。
 帰る前に乗り残した琴電志度線を乗った。0644JRの栗林公園北口駅をスタート。わかりづらい無人駅、高架で細いホーム。まだ薄暗い中、私以外に誰もいなかった。本当なら写真を撮りたかったが、フィルムがなかった。
 志度琴電に乗り換え。えらい小さな駅だったが、駅員さんがいた。志度線は思いがけず海沿い区間があった。海には筏が浮いていた。海を見てると気持ちが明るくなるのはどうしてかな。琴電の特徴としてよく車掌がダッシュしている。この電車も若い女性の車掌がダッシュしていた。車掌は改札しながらドアの開閉をしている。2両まではありだと思うが、4両だとダッシュせざるえないのか。瓦町で乗り換えて高松築港駅へ。これで四国の鉄道を全制覇した。今回の旅の乗り潰しを予定通り終了した。
 高松からマリンライナー、さすがにギリギリでは窓側には座れなかった。スタート時に感動した瀬戸大橋からの景色は相変わらず美しかったが、感動の度合いはさすがに行きには及ばなかった。
 岡山からは赤穂線。岡山と相生の間は普段は山陽本線を使うのだが、なぜか赤穂線周りの方が早かった。この区間赤穂線の方が栄えており、沿線には工場がいくつも見える。最近では新快速も山陽本線の上郡ではなく播州赤穂が終点になっている。
 大阪で関学の連中が麻雀してるので参加することにした。場所は関大前。面子は3809、donpa、hyosube、#12、koufuu。結果、抜213抜122の+88。勝ちに徹したので久しぶりに勝った。
 donpaに車で新大阪まで送ってもらった。新大阪の終電は2120だった。東京までの指定席は当然全滅。20時47分の新大阪始発の新幹線は長蛇の列。最初2号車の後ろのドアに並んでいたが、乗り始めると2号車の前のドアの方が圧倒的に早く、そっちに移って運よく座ることができた。これは次回から実践したい知識だ。千葉みなと着は2413。
 今回の旅行を総括してみよう。行く前から迷いがあった。まだ行ったことのない冬の北海道に行こうと思っていたが、雪国での鉄道旅行はダイヤの遅延が発生しやすく、窓ガラスが外から凍るので景色がわからず、また景色が見えても白いだけだろう。過去最大の12連休を生かすなら日本一周でもいいかと思ったが、優先順位としては乗鉄が先だと考えた。その乗鉄も九州制覇の後にまだJR未乗の近畿には行こうとは思わなかった。近畿では連休の長さを生かせないし、あんまり面白いと思わなかった。結局、九州、四国、中国地方のJRと私鉄全制覇に落ち着いた(九州新幹線門司港を残しているが)。
 今回は今までの乗鉄の補完的役割が強かった。そんなに強い動機でもなかったし、やることないし行こうかという感じだった。新機軸としては不本意ながら、楽しみだった飲みをなるべく抑えることにした。果たしてそんなことができるのかと思ったが、6勝5敗だからうまくいった方だろう。また、今回は余計な物をほとんど食べなかった。ブログに記入している分しか食べていないので、ほとんど腹を空かしていた。また、運動も続けた。何もしなかったのが3日、走ったのが7日、泳いだのが1日。よくやったと思う。おかげでずいぶん健康になったような気がする。普段は旅行中に3kg増える体重は70.7kg→69.8kgとなっていた。
 この冬は寒かった。特に路面電車の電停で待ってる間はたまらなかった。事前に防寒対策しなければと思いつつ、やらなかったのは本当によくなかった。途中で買ったマフラーと帽子でも中途半端だった。手の甲はぼろぼろ、膝の内側はあかぎれ。今度は耳当てやパッチも検討せねば。何回も暖かい紅茶花伝を買った。あの温もりがどれだけありがたかったか!携帯の充電器の熱すらありがたかった。そして温泉の気持ちよかったこと!
 旅に出ていると不安になることがある。この年齢で他にやらなければいけないことがあるだろう、とか、休んでしまって仕事は大丈夫か、とか。結局、何を考えたにせよ行動したことだけが事実である。人の行動って善悪はなくて、自分で意味を与えるだけである。私に足りないのは覚悟だけである。
 旅に行くとずっといい思い出が残る。旅の経験は自分の財産となる。行けば行くほど違うところに行きたくなる。旅の終わりは新しい旅の始まりでもある。