びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/01/18(日)「旅行②」

 長野−湯田中信州中野−附属中学前−須坂−長野−越後川口−水上−新前橋−上野−東京−千葉みなと。今日は長野電鉄飯山線
 長野電鉄で有名なのは、長野駅付近が地下線であること。どういう経緯でそうなったのかは知らないが、2線3面(?)の立派なホームになっていた。フリー切符は2日間有効で2260円、湯田中への往復と同じ値段。寝不足などで妙に疲れていて、JTB時刻表で調べるのは面倒だった。とりあえず、7時22分発の湯田中行きに乗った。3両編成。地下線は3つくらいの駅まで続いた。地上に出ると、しばらくは民家の間を進んでいった。須坂では屋代線と分岐。ここまでで気づいたことには、全て有人駅だった。地方では珍しいのではないか。ドアが全部開くので少し寒かった。須坂より先は無人駅。このあたりになると雪に覆われたりんご畑ばかり。少し遠くには迫力のある山々、かなりの絶景が続いた。右へ左へ蛇行しながら徐々に高度を上げながら終点湯田中に到着。長野マラソン以来。とにかく寒くて付近をうろつくことはできなかった。帰りは須坂で屋代行きの時刻を確認しようと思っていた。しかし、途中で意識を失い、気がついたら寝過ごした。慌てて戻ってみると、次の屋代行きでは、飯山線に乗れないことがわかった。しかも、戻るまでもなく、最初から計画は破綻していた。長野まで来て、早起きして、フリー切符を持ちながら、チャンスを逃すという大失態orz。おかげで長野で1時間30分待ち。またネカフェの世話に。
 鉄道の旅では駅弁を食べることが多い。けれど、ほとんどがはずれだ。昨日書き忘れたが、有名な「峠の釜飯」はそんなにおいしくなかった。有名駅弁ですらそうであるなら、駅そばの方が安くてリーズナブルに思えてくる。音威子府新得小淵沢鳥栖などの駅そばは有名だ。さて、それでも買った「信州サーモン弁当」は珍しく大当たりだった。信州サーモンとは初めて聞いたが、どうやら新種の鮭らしくて、卵を産まないのでうま味が凝縮されてるそうだ。それが良いのかどうかわからないが、サーモンのマリネがレモン風味でさっぱりしててなかなか良かった。
 飯山線は長野と越後川口を結んでいる。大学友人Sのお薦め路線だ。昨年から行きたかったが、1年経ってしまった。地図的にはそんなに面白いようには思わなかったのだが、昨日の導入部はかなり期待させた。2両、客は多かった。豊野から線路は千曲川に沿って進んでいった。とにかくこれでもかというくらい千曲川に沿っていた。千曲川がいい感じで蛇行してるもんだから、景色がすごい迫力。目の前に雄大な川があり、少し遠くの山々は普段見ることのできない高さ。全て雪化粧。これは素晴らしいと思った。JRの中でも有数の絶景路線だ。只見線磐越西線と同時比較してみたいところ。さて、十日町では田舎駅に不釣合いな高架線。これが北越急行。最近できただけのことはある。出張で乗ったことあるが、オフでもいつか乗るつもり。
 越後川口上越線の駅でなんにもなかった。上越線にもなるとさすがに人が多かった。以前も感じたが、ここからの景色はさすがである。山が高くて近い。先を見てるとどうやってあの山を越えるのかと不思議に思う。ガーラ湯沢が見えた。いつか行かねば。越後中里ループを注意深く観察した。体感ではカーブはわからないが、隣の車両を見てたら確かに右にカーブしてた。
 この冬の旅は終わった。ほとんどの休みを18きっぷに捧げた。疲れ果てていたが、逆にそれが充実していた証拠だろう。すぐにまた春が待っている。