びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/12/30(火)休「旅行④」

 今日は長い距離を移動した。出雲市−益田−長門市−下関−小野田−雀田−長門本山−雀田−小野田−新山口
 出雲市からの山陰本線は山ばかりではなく海沿いも走るようになった。時折見える日本海は緑色で波が高くとてもいい景色だった。五能線よりもいいんじゃないかと思うほどだった。長門市からは快速みすゞ潮彩号に乗った。7月の時刻表の表紙を飾っていたが、まさか自分が乗ることになるとは思わなかった。シートは海側に向かって座るようになっており、前と後ろの2列になっていた。益田で指定を買おうとしたら「海側はいっぱいです」と言われた。まさか満員だとは。でも、なぜか一つ空いてたみたいで、運よく海側をGET。この快速の特徴は景色のきれいなところで停車することで、その部分に関しては景色はものすごくよかった。逆に山の中を走っていると間抜けこのうえなかった。
 下関に到着してから次のルートで頭を悩ませた。2日の関学麻雀に参加するかどうか。独りで旅をするより、誰かと過ごしたいという気持ちはあった。でも、こんなに長い休みをとって遠くまで来ることは滅多にない機会だと考え直した。方針が決まるとルートセッティングも自然に固まってきた。全力で旅をしてる感じだ。
 小野田から小野田線に乗り換えた。小野田線はまるで鶴見線のような線形。特に本山支線は昼間の本数がほとんどなく、今回ちょうどタイミングが合ったので乗ることにした。小野田線は1両、なぜか電化されてる。乗客は13人くらい。存続するところって乗ってなさそうでも客がいる。小野田線鶴見線を若干マシにしたような感じだった。駅間は短いが、揺れは少なく、スピードも速い。途中駅でも乗客がたくさん乗ってきた。雀田駅本山支線に乗り換え。まるで鶴見線の浅野駅そっくり。ここで乗り換えた7人のうち、6人はマニアだった。しかも、みんな写真撮りまくりでとても鉄分濃そう。終点の長門本山はとても寂しい駅だった。まるでバスの停留所。風がぴゅーぴゅー吹いてとても寒かった。近くはすぐに海になっていて波が高かった。宮脇氏が書いていた切符を売ってたはずの売店など影も形もなかった。ここは近く廃止されても仕方がないだろう。本線の雀田と居能間については日が暮れたので明日に行くことに。
 新山口とは昔の小郡のことである。昔、新幹線の駅名を新山口に改称しようとしたときに地元が大反対して小郡のまま維持されたのだが、平成の大合併により小郡町が消滅して山口市になったため、いつの間にか名前が変わっていた。ここを選んだのは「東横イン」があるから。いつものように町に走りに出た。町を走るとき名所を廻ったりするのだが、ここには何もなかった。名物もなさそうだし、「東横イン」のカレーサービスがあったし、今日は休肝日とした。その代わり、年賀状を10枚書いた(遅)。