びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/12/31(土)「旅行9」

 乗り鉄の朝は(ry。0613小倉を出発。小倉―下関―厚狭―長門市―益田―津和野―山口―新山口―広島−八丁堀。
 美祢線は厚狭から長門市を結んでいる。3年前は長門市から乗った。昨年10月に橋が流されたり路盤が流出してずっと不通だった。JR西日本の方針により廃止も取りざたされていた。なんせ黒字転換はのぞめないのに多額の投資をしなければいけないのである。詳細は知らないが、今年9月に復活した。今回美祢線を選んだのは前回寝てたような気がしたからだが、今回の乗車でもイメージは同じだった。南大嶺からかつての分岐跡を見て、重安でホッパー跡を見て、その後は山だった。新しく気づいたのは、長門湯本駅が温泉街から離れていたくらい。長門市に着いて3年前にほか弁を買ったことを思い出した。盲腸線の仙崎へ行きたかったが、接続が悪すぎたのでパスした。
 長門市から益田までは山陰本線の一部である。本線を名乗っているが、山はあるし海もある。アップダウンやぐねぐね。風情のある小さい駅が並びとても雰囲気がよかった。意識していたつもりだったが、思ってた以上だった。益田に着いて3年前に18きっぷを買ったことを思い出した。
 山口線は益田から新山口を結んでいる。3年前は新山口から益田に抜けた。早朝であったためにうっかり寝てしまい全く記憶がない。記憶がないのは乗ってないのと同じこと。ずっと気になっていたので今回再訪した。
 時間に余裕があったので津和野で降りた。津和野は小京都と呼ばれている。私は小京都と呼ぶ場所は嫌いだ。なんせ京都の方が圧倒的にすごい。建物や町並みが残ってるから「京都」ではない。「京都」は生活の中に景色が溶け込んでいるのだ。京都に行けば、有名じゃない場所でも「京都」してる。津和野は有名だから何かあるのではと思ったが、全く魅力を感じなかった。町並みに統一感がない。どこか違和感を感じる。後から加えたような「京都」なのだ。津和野は津和野である。小京都なんて名称を止めればいいのに。それなのに全国京都会議という集まりまである。よその場所の名前を借りるようなところはダメだ。
 津和野を過ぎるとだんだん山越えになった。山間にある津和野の町がよく見渡せた。長いトンネルを抜けると田園風景に変わった。そのうちに意識がなくなって、気づいたらすごい山の中だった。山越えは2箇所だったのか。
 時間があったので山口駅で降りた。県庁所在地にしては駅がしょぼかった。有人の改札が2つだけって。おそらく県庁所在地の中で一番しょぼいんじゃないか。しかも、観光名所もない。ネットに観光名所がないと書かれている。なんでここが県庁所在地なんだろうか?
 今年の年越しは広島。「若貴」でお好み焼き。場所が微妙に変わっていて焦った。平和大通りは昨年と同じようにイルミネーションがきれいだった。青色LEDを見るたび中村教授を思い出す。いつもの「東横イン」。