びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/08/24(日)「旅行③」

 旭川−滝川−富良野新得富良野−美瑛−旭川。なんという中途半端なルート。今回、ルート取りに非常に困っている。昨年の北海道でおいしいとこ取りしたから、ロクなルートが残ってないのだ。北海道なんて1日6本とかそういう世界だから、メインルートをはずれれば乗り継ぎが非常に難しい。1時間待ちが普通である。
 始発で出発。滝川に戻ったのは、根室本線に乗るためである。石勝線ができるまでは道東へのメインルートだったが、今はさびれまくっている。実際に乗ってみたが、沿線は赤平、芦別といった炭鉱を連想させるところばかり。基本的には田んぼと山の世界だった。途中、眠ってしまい、気がついたら落合駅を通過してた。ここからは狩勝峠である。日本三大車窓の一つに数えられていたが、付け替えにより今はもう体験することはできない。それでも昨年通過したときは驚くほど広大な景色が広がっていた。今回ずっと田んぼばかり見てたけど、ようやく牧草の広がる北海道らしい風景に出会えた。残念ながら若干の雨模様で霧がかかっていたが、それもまた旅である。
 新得そばを食べて、富良野に引き返した。今度は富良野線に乗り換え。トロッコ列車である「ノロッコ号」に乗車。昨年は釧路にて体験している。あんときは最初、初体験の車両に萌えたが、風景にシュンとした覚えが。さて、今回はどうか。休みなのにお客さんはほとんどいなかった。指定を取る意味がなかった、というかテーブル付きの自由席の方が見晴らしがよく。でも、窓ガラスに水滴の跡がいっぱいついてて興冷め。通勤列車でもあんな窓ありえない。展望を楽しむ列車なのにあれは酷すぎだ。おまけに寒すぎて窓が開けれない(><)。列車は普段の半分くらいのスピードで進んでいった。うーん、私の知っている景色にならない。やっぱ田んぼが多いんだけど。釧路と同じで鉄道からの景色は期待しない方がいい。
 15時、美瑛に到着。かつてやすをと北海道を旅行したことがある。あのとき一番印象に残っていたのが美瑛だった。今回、観光バスを予約してあった。4つほどコースがあったが、その一つである丘コースを選んだ。パッチワークの丘を回る。50分コース、600円。乗客は36人だった。バスガイドさんの説明つき。なかなか快適だ。ケンとメリーの木、セブンスターの木、展望台を回った。天気が曇ってはいたが、やっぱり美瑛の景色は美しかった。のっぺらぼうの丘がうねっている。そこが区画ごとに色とりどりに塗られている。小麦や甜菜が植えられてるらしい。たまにぽつんと立っている木が寂しそう。日本ではありえないような景色。売店でジャガイモとトウモロコシを食べた。めっさうまかった。
 17時、旭川着。「東横イン」、会員特別割引で4700円。今日はラーメンではなく「大雪地ビール館」に行った。函館以来地ビールにこだわっている。店に入ると大きなタンク。期待できそう。函館ほどではなかったが、それでもなかなかおいしかった。「東横イン」に戻ってきて、今後の予定を確認。ネットで検索しまくった。すると、おおまかに立ててた予定が実現不能であることが判明。代替案はまだ見つかっていない(汗)。これもまた行き当たりばったりの楽しさ。