びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/08/11(木)年休「旅行6」

 目覚ましはセットした0830に鳴った。こんな時間に起きることがやる気のない証拠。起きたときに予定が決まってないのは初めてだった。珍しく「東横イン」の朝食を食べた。旭川―滝川―岩見沢―小樽―余市―小樽―銭函
 旭川駅で予定を考えた。考えてる間に富良野行きノロッコ号が行ってしまった。もし、もう少し時間があれば乗っていただろう。何もやりたいことがなかった。強いて挙げれば、まだ乗っていない札幌の地下鉄と路面電車、函館の路面電車を乗ることくらいか。そうなると2枚目の北海道&東日本パスの意味がなくなってしまう。だから払い戻して手数料210円取られた。で、とりあえず札幌に向かうことにした。ただ本当にこのままでいいのかというのがあった。ここでおとなしく帰ってしまえば、とほ宿や北海道に対して悪い感情をずっと抱くことになりそう。出した答えは銭函のとほ宿「小さな旅の博物館」だった。評判は聞いたことがないが、宴会宿のようだ。鉄道のコレクション、ギターもあるらしい。滝川の乗り換え時間を利用して電話したらオーナーの声はハイテンションだった。なんだか楽しくなってきた。
 その前に小樽を通りこしてお馴染みの余市に行った。ウニとイクラは飽きたと言っても吸い寄せられてしまう。15時「かきざき商店」。うーん、3000円のウニ丼にイクラ50gトッピングしたんだけど、舌が肥えてしまったのか味がしねえ(涙)。腹が膨れたせいかやっぱり帰ろうかなと思い始めた。でも、宿は予約してるしなあ。
 引き返して銭函へ。1659着。「小さな旅の博物館」に電話。またオーナーのハイテンションな声が。数分後オーナーがやってきた。話す内容もハイテンションだ。こんなにテンションの高い人は初めて見た。宿に入ると若い10代の女の子が出てきてハイテンションな声で「おかえりなさい」。ヘルパーさんにしては若い。娘さん?先客は3人いた。2人はおじさん、常連みたい。1人は20代くらいの男性。赤福とお茶が出てきた。ちょっととまどいながら2階の寝室に上がると20代の男性が上がってきた。同室の人だった。そこでいろいろ話して落ち着いた。風呂のあと19時から夕食。おじさんは一人だけになっていた。後から常連さんが続々とやってきた。明後日が開所記念日なので集まってるらしかった。
 宴会が始まったら自己紹介。皆さん旅ネームが決まっていた。ハイテンションなオーナーのワンワンさん、10代の娘さんに見えたけど私より年上だったスリッパさん、宇都宮の上田正樹に似ているローンさん、東海市の女性でバス運転手のシュウさん、川口の女性のメグさん、名古屋の元居候のボツさんとその奥さん、着ぐるみ冒険家のお兄さんのスガオさん。私の番になった。鉄ちゃんであり昨年からとほ宿を巡っていること、それから「あしたの城」で粗相してそのリベンジにやってきたことなどを伝えると、「おとなしいと思ったら急にスイッチが入ったな。スイッチと呼ぼう」ということで旅ネームが決まってしまった。「ただし朝倒れてたらヒューズだ」とわずか一晩での旅ネームの変更もありえることを示唆された。最後は同室になった人で、北見に住んでいるからオニオンという名前になっていた。
 ワンワンさんの仕切りが見事でプロの芸人みたいだった。とにかくよく笑った。なんでこんなに楽しいのか。しばらく笑うことを忘れてたような気がする。24時を越えてからギターの時間になって、ワンワンさんのギターに合わせて皆で歌った。気持ちよかったけど、近所迷惑にならないのかな。私も一曲「なごり雪」で弾かせてもらった。終了は26時、時間を感じさせない楽しい時間だった。