びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/12/22(土)「旅行①」

 18きっぷによる旅行。夏の北海道旅行のノリそのもの。いくつかの気になっていたことを確かめにいった。一つ確かめれば次にやりたいことが出てくるはず。人は行きたいところに行けるのだ。
 千葉みなと−東京−大宮−宇都宮−黒磯−郡山−会津若松−小出−長岡。スタートは始発。寝不足で眠かった。郡山までは馴染みの区間だから爆睡。郡山から磐越西線に入るといきなり車内は満員になった。そういや夏も満員だった。東京からの観光客が多いみたいだ。景色は遠くに見える山が若干の雪化粧に変わっていた。北上したなあって気分になるが、全面雪景色というわけではないらしい。
 1日目最大の目当ては只見線会津若松から新潟県小出に抜ける。元々、阿賀野川電源開発のために建設された路線。険しい山の中を阿賀野川に沿って進む。この辺りは豪雪地帯でも知られている。赤字が酷く廃止になってもおかしくないのだが、冬季雪に閉ざされると代替交通機関がないという理由で存続している。実際には交通機関も整備され廃止論も浮上しているらしい。
 会津若松を出発するとずっと川沿いで崖に張り付くようにして進んでいった。中央西線塩尻−中津川間と似ていた。天気が曇りだったせいもあるが、全てがモノトーン調。山間で薄暗く、薄っすら雪化粧の山が微妙に光っていた。ずっと同じような景色が続いたが、飽きずにずっと見ていた。乗客は観光客だらけ。列車交換のシーンでは半分以上が列車や景色を撮影していた。路線名の由来にもなっている只見に到着したが、山間のなんにもないところだった。沿線にはほとんど人が住んでいる気配がなかった。こんな険しいところに路線を維持するメリットがあるのだろうか。会津若松から新潟に出るには磐越西線を使えばいいし。観光路線としては面白いけど、廃止されても仕方ないかも。
 小出からは上越線で長岡。長岡の「αー1」で一泊。