びーの独り言

どこいくの?どっか。

2013/04/29(月)祝「会津2」

 起床は6時半。観光だと早起きする必要がないのでラク。7時半にホテルを出て、8時ちょうどのバス「みなづる号」で日新館を目指した。400円で所要時間25分。開館時間9時の30分前に到着。
 日新館は会津藩の藩校で白虎隊もここの出身である。日新館は鶴ヶ城の戦いのときに焼けたので、今の建物は復元されたものである。建て直されたり、敷地が広かったり、交通の便が悪いのは、まるで網走監獄みたいな感じである。1時間半かけてじっくり回った。印象に残ったのは、昔は子供の頃からしっかり勉強していたこと。あいさつから箸の上げ下げなど作法を叩き込まれていた。また授業は儒教が中心であり、原文であの哲学的な内容を読んでたのかと。こんなにスパルタをやっていれば、有能な人が現れやすかったんだろうな。帰りの足がなかったのでタクシーを呼んで広田駅まで。磐越西線が2時間に1本て。
 会津若松に戻り、11時の周遊バスで野口英世青春通りへ。前回食べることのできなかったB級グルメのカレーやきそばを狙った。ネット調査でよさそうだった「トミーフード」、プレハブみたいな小さな店。町おこしのために作ったのでは?食べてみると想像通りの味。おいしいけど、わざわざ試すまでもなかったかな。旅行中に食べられる量は限られているから。
 会陽医院に行った。ここは野口英世博士が幼少の頃左手を手術してもらった場所。本で読んでいた場所が現存してることが嬉しかった。2階には資料が展示されていて、これがなかなかよかった。私は野口英世博士の大ファンなのだ。1階はカフェになっていたので、当然中に入った。作りは古いのだが、カフェからは病院をイメージするのは難しく。
 昭和なつかし館に行った。その名のとおりレトロな品を買うことができる。2階には昭和の町を再現。完全に「三丁目の夕日」の世界。想像以上にすごかった。
 末廣酒造は、そのお酒を「千葉そごう」で勧められて、帯広のSさんに送ったことがある。行ってみると30分の見学コースが設定されていた。参加者は15人くらい。酒蔵の人が丁寧に解説してくれた。2階はコンサートホールや畳の大広間になっていた。そこには松平容保徳川慶喜の書が飾られていた。借金のかたに譲り受けたとのこと。それから野口英世が訪れたときに大広間で撮った写真があった。これはすごい。歴史と伝統を感じることができた。最後は1階に戻って利き酒。大吟醸がめちゃくちゃうまかった。でも、買うのはぐっとこらえた。買っても結局飲まないんだよな。
 15時七日町駅から周遊バスに乗って、福島県立博物館へ。古代から近代までが展示されていた。あまりにもじっくり見たために、閉館の17時に間に合わなかったり。博物館って面白い。いろんなことを想像してしまう。これは今後はまりそうだ。
 周遊バスに乗って会津若松駅に戻り、「東横イン」に荷物を置いた。明日のレンタカーをゲットして、周遊バスで繁華街へ。「麦とろ」は2回目。ヤバい。やっぱここすごすぎる。にしんの山椒漬けと蹴っ飛ばしがおいしいしすぎる。なによりご主人のトークが最高!会津の歴史や風土などをユーモアたっぷりに教えてくれる。23時越えてから、昨日の「籠太」で出会ったお客さんが来た。太田さん繋がりかな、と思ったら逆に「太田さんですか」「そうです」みたいな。面白すぎる。今日だけはレコーディングダイエットを忘れて飲んだ。当然べろんべろんになったので、タクシーでもOK。ここは日本一の居酒屋だ!