- 出版社/メーカー: 日本環境測定分析協会
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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滋賀にいるときに梅田の旭屋で買った。環境計量士試験は環境系の最上位試験だと言われている。ずいぶん昔に3回受けたことがある。2回は放棄ですがw。大学友人Sを誘ったら、彼だけが受かったり(汗)。
内容は公害防止管理者試験の延長でやたらと範囲が広い。上巻では、基礎化学、環境関係法規、計量管理概論を扱っている。おそらく最後までネックになるのが基礎化学であろう。大学の一般教養レベルが要求されてる。きっちり忘れてるorz。環境関連法規は公害防止管理者の全部(泣)。計量管理概論は滋賀のQC関連でやった内容。
この本は教科書的存在である。Sに言わせれば、題名にある「近道」は「回り道」だというが、私も薄々そう思っていた。今回、余計にその思いは強くなった。範囲が広すぎるために説明が中途半端なのだ。例えば、計量管理概論では統計学、微分方程式、ラプラス変換等が普通に出てくる。これでは理系でも戸惑うだろう。わからないところはインターネットの力を借りながら進んだよ。意外と楽しかったり。