７つの習慣

7つの習慣-成功には原則があった!

　滋賀に来てから初めて読み終えたのはこの恐るべき一冊であった。今までのどんな本よりも本質的で高級である。この本に出会えて幸せ。ビジネス書だと思っていたら、自己啓発本であった。比喩表現も素晴らしくとても読みやすい。
　内容は、自分を確立してから、他人と関わり相乗効果を得なさい、というもの。この順番に意味がある。自分が何者かわからない人は、他人とのいい関係は築けない。小手先のスキルを身につけたところで、本質的に自分が確立されていないと、すぐに看破されてしまう。
　信用を貯金しなさい。この喩えは衝撃！貯金がないのにお金を引き出すことはできない。信用がないのに何かを引き出すことはできない。
　身体を動かしなさい。読書をしなさい。文章を書きなさい。すなわち緊急の課題に埋もれるのではなく、長い時間をかけないと達成できないことを優先しなさい。この辺りの言い様はセンゲの「最強組織の法則」と同じだ。すぐにフィードバックが返ってくることばかりを優先するのではなくて、確固たる自分をもってなすべきことをやることが大切なのである。
　激しく同意する内容だった。ジョギングをやり、本を読み、ブログを書いてるからだろうかｗ。全ての人がその考えを受け入れる必要はないと思うが、是非一読をお勧めする。現代版「道は開ける」である。