びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/10/05(木)「展示会」

 普通に出勤して用事を済ませてから、幕張メッセの展示会に行った。フィルム関連最大の展示会だった。おそらく10年ぶりくらい。
 だいぶ規模が縮小されてるように思えた。10年前の展示会ブームの後、縮小傾向になっていた。今の話題の中心は環境関連だった。10年前は補助金が出ないと難しいと言っていたのに、なぜかここんところブームとなっている。これらのムーブメントはヨーロッパが牽引してるものと思われた。しかしながら、基本的にはコスト高には変わりがなかった。10年前に否定されたものがイデオロギーにより復活しただけに思えた。ネタがないので仕方なくやってる感は否めなかった。
 目新しい素材はなくて、ほとんどはモノマーを植物由来にしたり、生分解性ポリマーを使ったものを従来の樹脂の代替で使ってみたり、積層や複合材などの組み合わせにしてみたり。あとはリサイクルシステム。基本的に知ってるものばかりで目新しさはなかった。無理では?
 プラスチックのところは中国メーカーばかり。品質で日本が負けるとは思えなかった。安さだけではなあ。
 総括すると、10年前とあまり変わらなかった。変わった部分は、ブラスケムとネステかな?でも、それも知ってたしなあ。プラスチックも機能材もボロボロ。半導体工程部材もほとんど消え去ってたし、焼け野原感が凄い。それでも人がたくさんいたのは、みんなネタを探そうとしてるから。売る方はお客さんがつけば開発が続くし、開発の方は新規材料により希望が持てるし、相互扶助の関係にある。これはNEDOの企業と教授の共謀関係と同じ図式である。みんなで悲しみを薄めあって、自然とベーシックインカムみたいになっている。そして、国力が失われ、外国との差ができる。このことは既に技術の損益分岐点を迎えてるのかもしれない。それともまだインターネット革命のような大きな突破口があるのだろうか?あるなら石油の高騰や戦略物質の不足とかかな?そういうのも考え尽くされて久しいのかも?あとはソフト面かな?
 19時、新習志野のプール。4日連続。少し出遅れた。かなり疲れていたので、流すことにした。今日から腰に負担がかかってるかもしれない平泳ぎは中止。クロール11往復。休憩。クロール9.5往復。なんとかって感じ。最後の方で思いっきりばた足を入れてみたり。まったく感覚が変わってしまった。ゆっくりか激しくかどちらがいいのだろう?