びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/09/06(金)休「退院」

 退院の日だった。6時くらいから片付け始めたが、15分くらいしかかからなかった。朝食後8時に1階の入退院センターに行く途中で、以前お世話になった看護師さん2人に遇った。部署が変わるとまず会わないもんなあ。10階に戻ると、談話室にこの入院中に知り合った女性のTさんとIさんがいたので、退院の挨拶をした。8時半入退院センターで退院手続きをした。
 9時過ぎにKさんの奥さんが来た。Kさんとともに看護師さんに忘れ物がないかチェックをしてもらった。スーツケースを転がして1階に降りた。Kさんの奥さんに荷物を車に積んでもらって、3人で車に乗り込んだ。吹田インターから名神尼崎で降り、社宅まで行ってもらった。社宅の階段でも奥さんが荷物を持ってくれた。とても助かった。
 3週間ぶりの部屋はダスキンが掃除してたのでいつもと同じ感じだった。エアコンを切っていたので暑かった。温度が下がるまでがとても長く感じられた。11時ぐったりして眠りに落ちた。12時半に目覚ましが鳴った。とてもご飯を買いに行く気になれなかった。非常食で買っていたカップ焼きそばを食べた。身体はとても疲れていたが、無理矢理荷物を片付けた。自分でもとても頑張ったと思うくらいだった。
 17時3809とうどん屋に行く約束をしてたので出かけた。約束したことを後悔するくらい疲れていたが、こういう機会は逃してはいけないと思った。うどん屋は阪急神崎川駅にあった。どうやって行くかが悩ましかった。電車で梅田経由だと時間もお金もかかる。かといってこの暑い中疲れているのに自転車で行けるかどうか?結局自転車を選択した。ゆっくり行った。以前よりハンドルがふらついた。3週間の入院で明らかに体力は落ちていた。息が切れ肺が痛いような気がした。神崎橋の上り坂は自転車を押した。ヤマダ電機を越えびっくりドンキーより先は行ったことがなかった。事前調べによりスシローを左に入ると裏道になった。明らかに意図した道とは違っていたが、適当に進んでいった。途中いきなり三津屋商店街というのが出てきた。駅があるのではないかと思ったが、そのまま進んだ。やがて道の先に阪急電車が通過するのが見えた。踏み切りの側には十三市民病院があった。スマホで調べると行きすぎていた。線路沿いに戻ると阪急神崎川駅に到着した。駅前の阪急オアシスに自転車を止めると3809から電話があった。すぐに落ち落ち合いうどん屋に行った。
 18時うどん屋「百庵」。調べると大阪で2番目にうまいと言われるうどん屋であり、意外にも讃岐うどん屋だった。いつも行列ができてるらしかったが、時間帯がよかったのか余裕で入れた。予定通りひやひやを注文した。とり天を食べるつもりだったが、ゲソ天に変更した。3809は相変わらずだった。入院中患者さんとしか話してなかったから、友人との話は久しぶりだった。話しているとしんどさを忘れていた。それが一番の薬だった。うどんは讃岐うどんなのにかつお出汁だった。太麺で腰が強かった。一口目のインパクトはなかったが、慣れてくるといくらでも食べられそうだった。天ぷらがうまいとは聞いていたが、ゲソ天はうまかった。この店は通いつめていろんなうどんを試す店だと思った。
 帰り道3809は家までついてきた。しゃべりながら走ったので退屈しなかった。3809はスシローの前にあるおいしいラーメン屋を教えてくれた。途中で腹が痛くなりローソンのトイレに駆け込んだ。汗がだらだら出た。神崎橋の上り坂で自転車を押したが、息が切れてめっさしんどかった。休憩を挟むくらいだった。なんとか家にたどり着いた。3809に上がってもらってしばらくしゃべった。3809に家に来てもらうのは意味があった。もし私に何かあったときに駆けつけてくれるだろう。3809は優しかった。「何かあったらいつでも俺のこと呼んでください。すぐに駆け付けますから」と言ってくれる。その気持ちがありがたかった。
 退院したばかりなのにとてもハードな一日だった。明日からはしばらく部屋で寝まくるつもり。