びーの独り言

どこいくの?どっか。

2021/03/06(土)「日本橋」

 日本橋に行きたい気分だった。どうせならたこ焼き屋に寄るか。12時出発。JR大阪駅ますのすし茨木市駅からたこ焼き屋。外の丸椅子に座ってる人がいた。マジか!私も座らされた。でも、すぐに中に案内された。食べ終わった時には私一人になっていた。たまたまか?
 茨木の商店街は子供の頃からのお気に入り。ニチイや長崎屋はとっくの昔になくなった。検索しても出てこない。水嶋書房も退院後まであったが、惜しくもなくなった。しかし、丹波屋や立ち食いうどんはまだある。そして、新しく伏見屋やKOHYOができた。この2つの店を見るとTさんのことを思い出す。
 15時、恵比須町駅。改札を見ても記憶は甦らなかった。あれだけ目立っていたソフマップはなくなっていた。パソコン関連の店はなくなりシャッター街と化していた。飲食店なんか皆無だったのにそこかしこに飲食店があった。唯一デカイジョーシンがあり、人がたくさんいた。ジョーシンなんかに人が群がる時代になるとは!3809に電話をして、パソコンの店を聞いてみたた。日本橋と難波の間にあるらしい。
 行ってみたら道具屋筋を越えたところで若者がわんさかいて、えらく活気があった。メイドが立っていて客引きしていた。途切れることのない客引き。15人くらいはいただろうか?こんなにも客引きしてるのか?話のネタにどっか入ったろかと思ったが、さすがに馬鹿馬鹿しかった。若者たちしかいない群衆の中を歩いた。30年前は私もこういう若者だったのだろう。そのうちに見知らぬおっさん2人組を見つけたので、その後ろを仲間を装ってついていった。この道はオタロードと言うらしかった。開き直りすぎだと思った。
 ソフマップに入った。昔はこんなとこにはなかったのに。2Fの新品パソコンを物色した。普段からパソコンに注目してるわけではないので高いのか安いのかわからなかった。i7のノートを探した。すると店員のお姉さんがやってきた。「動画編集がしたいんですけど」と聞くと「グラフィックがnvidiaと書いてるやつがいいですよ」と言われた。グラボの種類がよくわかってなかったのでなるほどと思った。今日は下見のつもりだったが、買って帰ろうかなと思った。すると「1FにゲーミングPCがあるので、そちらの方が動画に向いてますよ」と言われた。1Fは暗めのスペースでディスプレイから動画がたくさん流されていた。従来のパソコン売り場というよりは近未来感があった。スペックが高いパソコンが置かれていたが、値段も思ってたよりも高額で、腰が引けてしまった。せっかく来たのだからもう少し粘ろうと思ったが、おっさんにはここの空気は場違いだと思われた。すっかり30年前に馬鹿にしていたサラリーマン側になっていた。
 茨木でたこ焼きを食べていたためにNGKの横のわなかや自由軒にもいけなかった。なんで思いつかなかったのだろう?
 なんば駅の改札横で看板を持ったおじさんが大声で献血を呼びかけていた。ものすごく心を揺さぶられた。血液疾患では大量の血液を必要とする。こういう人たちの支えがなければ私はここにはいることができなかった。一緒に看板を持って叫びたくなった。私にも何かできることはないだろうか?
 JR尼崎駅のpantryでまさかの三方六。帯広の名店柳月のバームクーヘン。これを知ったのは池田のとほ宿ワインの国。いつの間にか函館でも買えるようになってたが。店員さんに聞くと今回たまたまとのこと。pantryは大仏プリン置いてたり油断ならないな。五勝手屋羊羮とか置いてくれんかな?
 やはり外に出てみるもんだ。いろいろと感じることの多い一日だった。