びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/08/29(木)休「入院15」

 朝5時に起きた。昨日もこの時間だった。途中トイレに起きるとは言え、7時間も寝れば十分だろう。暗闇の中談話室でノートパソコンをポチポチ打った。朝は頭が冴えていて気持ちがいい。自分の家だとこうはいかないから不思議なもんだ。
 掃除のおばちゃんからケーキと梅干しをもらった。昨日ケーキをあげると言われたが、食事制限を理由に断っていた。どうしようか困っていたら隣のIさんももらっていた。とりあえず冷蔵庫に入れた。
 隣のIさんが洗面所で新しく入ってきたYさんとしゃべっていた。今までカーテン越しに聞こえてきたYさんの会話では、Yさんはいろんな人よりも病気について詳しそうだった。直接話してみて銀行に勤めていると聞いた。妙に納得した。
 Iさんが唐突に箕面のチーズケーキが美味しいという話を始めた。もしかして前にTさんと買いに行った濃厚チーズケーキだろうか?濃すぎて夜に震えが止まらなくなったやつ。後でおばちゃんからもらったケーキを見たらそれだった。Iさんによれば、おばちゃんが辞めるって言ってた時に私の言葉に元気づけられたそうだ。そのお礼とのこと。私でも役に立つことがあるんだな。
 11時過ぎから骨髄穿刺。GW明け以来。主治医さん立ち会いの下、新しい先生がやるんだろうなと思ったらその通りだった。最初の皮下麻酔は広目の4発、仕方ないところ。次の骨の表面麻酔はなんかいつもの感覚と違ったような?ハイライトの腸骨に針を刺すところはやはり侵入が浅かった。主治医さんがこれくらいと言って押しこんでいた。生検は主治医さんに交代するのかと思ったら、そのまま新しい先生が続行。ぎこちなかったけど、最後までやりきっていた。口べただけど技術は持っている。いいお医者さんになりそう。
 夕食で濃厚チーズケーキを食べた。以前程の強烈なインパクトはなかったが、むしろまろやかでおいしかった。ネットで調べてみると「デリチュースには、白カビチーズの一種でチーズの王様と言われる「ブリー・ド・モー」が贅沢に使用されています」、白カビ!これ食べたらアカンやつとちゃう?見なかったことにしよう。
 21時過ぎにTさんのとこに行った。毎日これくらいの時間に行ってだべっている。今日のTさんは熱が出て調子悪そうだった。とても退院できそうには見えない。Tさんも掃除のおばちゃんからケーキと梅干しをもらっていた。
 今日酸素チューブは取れた。左腕のルートも抜かれた。点滴台とは完全におさらば。インスリンは眠前がなくなり1日3回になった。これは大きな前進だ。輸血は十分だし、骨髄穿刺も終わったので、もう退院できそうな気がする。後は肺炎がどこまでよくなるか?そして肝臓と腎臓がどこまで戻ってるかだな。