- 作者: 高田明
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: Kindle版
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ジャパネットたかたの高田社長の本。2017年1月に出版。2017年5月のGWに函館で購入.。
私が高田社長に興味を持ったのは、「人生は考えを伝えることがすべてではないか?」と思ったからだった。「人生は考えを次の世代に伝えていくこと」だと聞いたことがある。人間は人の間で暮らす以上、誰かに考えを伝えなければいけない。考えが正確に伝わらなければ自己完結で終わってしまう。私は今まで会社で頑張ってきたけど、うまくいかなかった。もしかしてそれは考えがちゃんと伝わらなかったからではないか?
この本では、高田社長の佐世保弁訛りの素朴に見えるキャラクターそのものの語り口で、これまで歩んでこられた人生が詳細に振り返られていた。小さなカメラ屋がジャパネットに発展いていく様子は読んでいてとてもワクワクした。伝えるコツに関してはカーネギーの「人を動かす」の方がよくまとまっていた。それよりも高田社長が成功したのは、経営者としての才覚が素晴らしかったのだろう。挑戦し続けることこそポイントだと思われた。
とても面白くて3回読んだ。書きたいことが多すぎてレビューを先送りにしてしまった。退院してからはまずこの本を片付けづけないといけないと思い、再び手に取って2回読んだ。何度でも読みたい一冊だった。