最終日。起床は7時半。ホテルで朝食をとった。9時前に出発。
高知駅前からはりまや橋乗り換え上町一丁目下車。龍馬の生まれたまち記念館に行った。常設はいまいちだったが、企画展は明治維新を扱っており見応えがあった。特に薩長同盟は薩摩が主導したという説明がホントぽいと思った。一般に坂本龍馬がやったように言われているが、一介の浪人がそこまでできないのではないか?ここでもまた「おーい!竜馬」に夢中になってしまった。
枡形からはりまや橋へ。昼食をとりたかった。大学友人Sと行ったかもしれない「司」へ。かつおのたたきを食べてこの店で間違いないと確信した。藁焼きのいい香りがした。
はりまや橋から桟橋通4丁目に移動した。途中国道56号線を横切った。昔車で右折しようとして路面電車にクラクション鳴らされたのはここじゃないだろうかと思った。振り替えると青看は「室戸」「高松」になっていた。「「高松」だから」って言った気がする。乗り潰しの時も事件現場を推理した。後で同じ場所かどうか確認してみよう。
自由民権記念館へ。明治維新の後もいろいろ混乱してたはずだが、そこを埋める展示は見たことがなかった。大日本憲法と国会ができるまでを扱っていたが、正直難しかった。ただ政府が武力で言論を封じていて、大干渉事件まで起こしたのは理解できた。結局民権が達成されたのは第二次世界大戦後になるのではないか。それも押し付けられた仕組みだから本当に根付いてるとは思えないのだが。ここでも「おーい!竜馬」のトラップにかかった。連載当時武田鉄矢が怪しすぎると思ったのにどこにでも置いてあるなあ。
桟橋通4丁目から高知駅前へ。17時半過ぎ「ウィリーウィンキー」でパンを食べながら時間を潰した。
1836高知始発の特急南風で岡山へ。岡山からの新幹線は指定が取れなかった。こだまの7号車を狙うとがらがらだった。しかもレールスター。してやったりだ。
今回の旅の目的は明治維新の主役である萩と準主役である高知に行くこと。そこに現存12天守をセットにした。体調がもつかどうかが心配だったが、意外となんとかなった。取りこぼしを防ぐために比較的緩やかな予定にした。以前よりだいぶのんびりできた。夜の活動には反省が多かったが、酒を飲まないから仕方ないところ。総合的には80点あげていいと思う。ちゃんと行きたいところに行けて、ミッションはクリアしたのだから。反省点としてはもっと早く準備することに尽きる。もっと早ければもっと良くなっていた。これからも旅は続く。次はもっといい旅にしよう。