びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/03/19(月)年休「血液」

 起床は5時。あまり眠れなかったが、そんなに疲れてもなかった。毎回輸血があるならこんなに早く起きる意味はないよなあ。
 着いたのは0720で待合室には誰もいなかった。それでも番号札は7だった。みんなどこに行ったの?受付の始まる0830まで待つのがすごくバカバカしかった。どうせ採血してから検査結果が出るまで待たなきゃいけないのに。
 また受付で「診察が先」と言われた。いつもよりはっきりと言いきられた。わざとか?いっぺん待ってみよかとも思ったが、なんの得もないと思い止まった。先月と同じように列が途切れてから「採血が先じゃないですか」と問うと採血が先になった。少し腹が立ったので「先生からは採血が先と言われてるが、いつも診察が先と言われる」と言ってみたら、「採血に行って下さい」と言われた。ここの受付にはどうやら何を言っても無駄らしい。採血が終わったの0930だった。
 前回移植の先生から電話があると言われていたが、結局かかって来なかった。どうしていつも約束を守らないのか?こんなんでちゃんとやってもらえるのだろうか?
 0950診察室から先生が出てきた。診察はまだ先だと思っていたら「先に輸血するから」と言われた。続いて言われた言葉に緊張が走った。「そのあと移植の先生と話をするから」。まさか今日に話があるとは。なぜなら移植の先生の診察は別の曜日だと思っていたから。移植の意志表示はしてないが、だいぶ段取りが進んでいるのかもしれない。これは遂に決めないといけないかもしれない。
 いつのまにか待合室で居眠りしてたら看護婦さんに起こされた。輸血だった。血圧を測ると108しかなかった。寝てた影響と思われ。看護婦さんが電話すると男性の先生が息を切らしながらやって来た。イヤな予感通り右腕への穿刺を失敗した。「朝から何も飲んでないですか」と聞かれた。脱水症状だと血管がぺしゃんこになるらしい。一応トマトジュースを飲んだんだが?「居眠りしてたからじゃないですか?血圧も低かったですし」とプロに向かって持論を展開した。左手の方が難易度は高いが、穿刺はうまくいった。ただ右に比べて明らかに痛かった。
 ベッドに座り時計を見たら1110だった。しばらくしたら看護婦さんがスピードを上げに来た。上げた瞬間にしびれに近い痛みが。血管の外に血液が漏れて出ている図を想像したが、そんなバカなことあるか。仰向けに寝転がったが、なかなか寝付けなかった。カーテン越しに看護婦さんの色んな会話が聞こえてきた。明るいけど、無駄な会話はなかった。いつの間にか寝ていて終わったのは1350だった。
 すぐに移植の先生と話すことになった。小部屋に通されると「もう半年も経つんですね」と言われた。もうそんなにも経つんか。色んな書類にサインしてあっけなく骨髄移植待ちとなった。今まで散々悩んだのはなんだったのか?急に肩の荷が降りて楽になったように思えた。
 移植は早くて3か月後、半年以内にはやる。移植の前に3週間検査入院、移植後は3か月入院。退院後は1〜2週間に1回通院。これが半年続く。退院してすぐに働く人はいないみたい。とてもそういう気になれないらしい。
 その後すぐにいつもの先生の診察。この人はキーパーソンじゃない。ヘモグロビンが6.3という以外は情報なし。10分で終了。1500だった。
 これから色々準備しなくちゃいけないなあ。まずはwifi環境構築。iPadアグリコラできる?本も買わなきゃいけないな。それからエンディングノートの作成。なんせ3年生存率70%だからね。早いとこやっていくかね。