びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/01/15(月)年休「血液」

 骨髄穿刺の日だった。1年半ぶり5回目、阪大病院では初めてだった。まるで歯医者で歯を抜かれる前のような気分だった。
 受付に行くと採血からだった。帰り際じゃなくて最初の方がいいと思った。整理券を受けとると65人待ち。まあ織り込み済みだったが。
 受付に戻ると処置室に行くように言われた。年末輸血をしたところ。入っていいのかなと思ったら、すぐに看護婦さんに呼ばれた。そしてベッドに寝るように言われた。ベテランらしくすっと枕を抱き締めてうつ伏せに寝た。ズボンとパンツを軽くずらされると、すぐに先生も来た。早すぎる。
 先生は若い男性で優しく説明してくれた。まずは皮膚の消毒。アルコールがやけに冷たかった。続いて皮下麻酔。沁みるように痛い。次が知らなかったのだが、骨の表面の麻酔。何かに触った瞬間、迂闊にもちょっと声が出てしまった。そして針を刺してグリグリ。相変わらず沁みるような痛み。「サン、ニー、イチ」の掛け声とともに10回くらい吸った。浦安でも難しかったもんなあ。うまくいってくれと祈った。針を抜いてからもう一度麻酔。そして生検のためもう一度グリグリ。やはり沁みた。作業時間は10分くらい。全体的にスムーズであまり痛みは感じなかった。慣れてきたのかな?止血のため患部の下に砂袋を敷き仰向けに寝た。寝ながらブログに記録。途中で砂袋からバスタオルに交換。最後止血されていることを確認して終了。
 次は診察だった。待合室のソファーに座ってると、いつの間にか寝ていた。2時間を過ぎても診察は始まらなかったが、いつもと違い気にならなかった。ぼーっとしたかった。
 診察ではまず「白血球が減ってる」と言われた。この病気は10%の確率で白血病に転化する。その場合白血球は増えるが減るとは何を意味してるのだろう?予兆なのか?
 ヘモグロビンは7.1だった。ちょっとは上がったが、まだ低かった。「もう一回輸血をしましょう」と言われた。「来週か再来週」。またかよ。早い方がいいから来週にしておいた。
 MRIの画像を見た。「脾臓が大きくなってます」と言われた。それは今までも聞いてきたが。「普通はこれくらいの大きさです」と言われて驚いた。2.5倍くらいあるやん。これでも生きてられるんだな。俺の身体頑張ってるわ。「治療が必要かもしれません」、なんの治療だろう?薬かな?
 血液型を調べるための唾液サンプルを渡した。今回も何も言われなかった。これは検査に出し忘れていた線が濃厚。
 産業医からの手紙を渡した。前回は「病気の影響はない」と言ってたのに、今回は「溶剤の影響はわからない」と言われた。返事を送っておくとのことだったが、単に差し戻しになりそう。じゃあどうなるの?
 「働いてるので早く診て欲しい」と聞いてみた。7時半に来ればいいとのことだった。5時起きの6時出か。それはそれで辛い。
 今日は蕎麦屋じゃなくて鰻屋。ご褒美。
 MRIと骨髄穿刺が終わったのでいよいよ骨髄移植の話が出てきそう。今日の先生の反応だと思ったよりヤバいなと思われた感じ。特に白血球の話が冒頭に出るのが何かあるのかも。そうなったらもはや生活の質を考慮している場合ではないのかもしれない。