- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (31件) を見る
突然Tさんから送られてきたが、よく考えればいつも突然だ。そしていつも通り一癖ありそうな内容だった。
著者はモーリタニアでバッタの大量発生について研究している。序盤の文章はネットのノリで神がかっていた。どうなるんだと思ったら、いつの間にか真面目なノリになっていた。研究一筋で将来をどうするかという話は同じ理系として共感できた。ブログやニコニコ超会議などでアピールするくだりはほんと凄い。
研究者としてのサクセスストーリーを体現していて、単純にうらやましいと思った。私の場合、就職のために研究してたわけであり、外国に行くとか考えもしなかったもんな。でも、今考えれば、あの頃が一番夢中だったよな。著者には今後も頑張ってバッタ問題を解決して欲しい。世界はよりよくならなければいけない。