起きたら8時半だった。ついに雨が降っていた。ネタがないのにこれは辛かった。外出する気が失せたので、近くのラッキーピエロに行くことにした。
開店10時の港北大店は予想に反して大行列していた。オムライスにありつけたのは40分後だった。わかってたけど完食できなかった。多すぎないか？
11時半すぎにはこくろに戻った。雨がうっとうしく風が強かったからこのままごろごろして漫画を読みたいと思ったが、せっかく函館にいるので1251のいさ鉄で函館に向かった。
駅前のはこだてみらい館で手塚治虫の展示をしているというので行ってみた。3階の入口に立ったとき、子供を対象とした施設のように見えて、場違いではないかと思った。それでも入ってみたが、やはり失敗したと思った。おそらく漫画が置いてあるだろうという読みは当たり｢ブラックジャック｣をひたすら読んでいた。
ふと｢ブラックジャック｣は手塚治虫が人生の集大成として伝えたい究極のメッセージではないかと思えてきた。私の表現の難しいもやもやしたものも手塚治虫なら見事に描ききってるのではないか。そう思うとちゃんと読まないといけないと思った。
究極のところ心が何かに夢中になれば、場所なんてどこでもよかった。心が別世界に飛んでしまえばそれも旅だろう。紆余曲折をへてたどり着いたのは結局のところスピリチュアルなところだった。
1910の電車ではこくろに戻り、2回目の｢ぬの川｣。カウンターにクレームを入れまくるおばはんがいて楽しくなかった。ああなってはいけないと思った。
