函館4日目。昨日オーナーさんから北斗市の桜の名所を自転車で走ることを提案された。オーナーさんのブログで前々から気になっていたし、テーマが桜だから申し分ないと思った。
出発はいつもより早い8時半だった。イオン上磯店の交差点でいきなりハセガワストアを見つけた。オーナーさんに教えられたやきとり弁当がずーっと気になっていた。店に入ると1/3のスペースがやきとりを焼くための場所になっていた。こんなにやきとりに力を入れていいのか？ただのやきとりなのに紙に注文を書くのもプライドのようなものが感じられた。たれの大盛を選ぶと、しばらくたってから白いプラスチック容器が出てきた。イートインスペースで蓋を開けると、ご飯の上にたれでてかてか光るやきとりが乗っていた。めっさうまそうでテンションが上がった。紅しょうがを落として食べると、やきとりが実は豚だったことを思い出した。最初はよかったが、どうにもたれがきつくて。まさか残してしまうとは。これも旅である。
先に進むとオーナーさんに勧められたあぐりへい屋という農協のお店があった。トマト味のソフトクリームを売ってるとのこと、トマト好きの私にぴったりだった。運よく開店の9時半に到着。実際はとまとミックス味ソフトクリームしかなく。出てきたソフトクリームは想像と違い白かった。よく見ると半分バニラで半分ほんのうっすらとトマトの色が。一口食べて笑ってしまった。確かにほんのり乾燥トマトのような青臭さ。でも、それがいいアクセントになり、普通のソフトクリームより甘くておいしかった。多分バニラだけでも充分においしいのではないか？これはまた食べたいと思った。市内でもやってくれないかなあ？
せっかく近くまで来たので新函館北斗駅に行くことにした。10時半到着。3日前に寒くて見逃しがあったのでそれを補完したかった。オーナーさんのブログにあった北斗市の飲食店の屋台を発見。ミニステージではアコースティックライブが開かれていた。3日前にパスした北口は本当に何もなかった。オーナーさんの言っていた蠣崎波響の絵は改札の右側で発見。みどりの窓口で明日の指定を明後日に伸ばしてもらった。まだ函館を散策したくなったのだ。はこくろが空いてるのは知っていたので、電話して１日延長してもらった。盛岡のホテルに電話してキャンセル、これで延長の手続き完了した。最後にレンガ小屋を確認した。屋台の裏にあった。
駅から自転車で20分弱のところに大野川沿いの桜並木があった。道の両側にいい枝ぶりの桜が並んでいた。桜よりもある看板が気になった。｢幻の大函電鉄大野駅｣、なにそれ？こんなところに未成線？今じゃ荒唐無稽すぎて。何に出くわすかわからないものだなあ。
川を渡ってすぐのところに法亀寺のしだれ桜があった。寺の境内に巨大なしだれ桜がデンとそびえ立っていた。大迫力で一見の価値があると思わせるものだった。
次に戸切地陣屋の桜を見に行った。戸切地陣屋は松前藩の陣屋である。なんでこんなとこに作ろうと思ったのか？実際箱館戦争のときはあっさり火をつけて放棄している。長い桜並木があったが、あまり鮮やかではなかった。まだ咲いてないのか、散ってしまったのか？満開だったらきれいだっただろうに。
続いて清川の千本桜だった。道路の両端に桜が植えられていたが、木の植えられている密度が低かった。千本もあったように思えず。道を間違えたかな？
上磯のラッキーピエロに行った。チャイニーズチキンあんかけやきそばを食べた。相変わらず量は多かったが、味はまあまあだった。ラッキーピエロはなぜあんかけやきそばをやろうと思ったのか？このメニューはイメージと違うんだよなあ。
15時すぎ昨日と同じく七重浜の湯へ。今日もリクライニングチェアが神！
駅前通りの酒屋さんでエネルギーを買ってからはこくろへ。2年前の初日の出ツアーに参加したIくんと再開。いつものようにうだうだと24時までミーティング。さすがに疲れたなあ。
