自販機のとこでジュースを飲んでいたらKさんがやってきた。｢大阪行くんか｣と言われて驚いた。Kさんはよく会議で議題に挙がったのかカマをかけてくる。私はわざと表向きと違うことを言った。｢1年半前から希望を出しているが、全然動かない。Mが大阪に異動したときは心底腹が立った。口先介入ばかりで俺のこと辞めさせたいのだろう。正直もうどうでもいいと思っている。｣。今まで言えなかったことを言えてだいぶスッキリした。
2回目のプレミアムフライデーだったが、強制力もないしどうでもよかった。17時にYさんから電話がかかってきた。｢Iとかと飲んでるから来ない？別の場所に変えるかもしれない。｣。酒や人にはまったく興味はなかったが、断る理由も別になかった。指定された店には目当ての集団はいなかったが、総務室の送別会をやっていた。Oさんが｢あと3分で終わるから｣と言った。冗談かと思ったら本当だった。大阪に転勤になるKさんに花束が渡された。Kさんには本当にお世話になった。｢私もあとから行きますから｣と言った。総務室長以外は冗談に聞こえただろう。
目当ての集団は別の店に移っていた。Iを中心に10人くらいいた。Iの部署の飲み会らしかった。先週飲んだSさんとNさんもいた。最近ご無沙汰してたので初めて飲む人が多かった。すっかりメンバーが変わっちゃったな。Tさんと四国の話になり、Nが捏造しまくっているという意見で一致した。わかってくれる人がいるのが嬉しかった。Nさんは｢Sを刺す｣と僕好みの言葉を連発していた。それくらいの気合いでやらなきゃダメだ。NさんはSさんと辞める辞めないの話をしていた。何か溜まっているようだった。そこに役付きのHさんとSさんが来た。なぜかIとKと抜け出してラーメンを食べに行った。前もこのシチュエーションがあったような？戻るとNさんが吐いていた。しばらくSさんが励ましていた。Nさんは一人で帰っていった。会がお開きになったとき、話したことのないHさんから｢Nを頼む｣と言われた。どういう状況か察した。でも、そんなに簡単なことじゃないし、こっちも大変なんだよなあ。Hさんはよく見てる。この人ならもしかしてという感じがした。最近組織が殺伐としてるように感じていたが、希望もあるのかなと。人はときに絶望に叩き落とすが、救うのもまた人である。たまには飲んでみるもんだなあ。
