びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/10/31(月)「毒劇物」

 先月毒劇物のチェックをした。1年に1回チェックしている。毒劇物は施錠して決められた場所で管理することが法律で義務づけられている。うちの課の分は昨年から私がチェックしている。薬品管理のデータベースと現物を照合する作業はとても大変であり一日が潰れる。昔から置いてある薬品が大量にある。自分が使ってる薬品なら文句はないが、なぜ誰が使ったかわからない薬品をチェックしなければならないのか?使う予定がないなら全部捨ててしまえ。なんで鍵をかけてるか考えなきゃいけない。紛失したり、何かあったらどうするんだ?
 今年はデータベースとの照合を止めて現物だけをチェックした。あるべき場所にある分を数えたらいい。「ちゃんと場所に置いて欲しい」と言うと、予想通りTさんから「データベース見ればわかるでしょ」みたいな話が出た。私は「そこに片付けるって決まってるのだから、現物を数えればいい。そもそもそこにない方がおかしい。データベースは関係ない」と言った。私のやり方が気に入らないなら降りるつもりだった。
 先週東京都の監査が入った。その結果が今日報告された。要らない薬品は廃棄するように指導が入った。そらそうだ。使わないものは場所を占有し、管理コストがかかり、盗まれたり火災を生じる恐れがある。もったいない精神でコレクションする時代は終わった。管理できないものはただのゴミだ。データベースがあるから現物管理ができてるなんて本末転倒だ。
 何が大事か?どうすればよくなるか?常に問いかけて動かないと。この部署は保守的すぎる。