びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/08/27(水)休「旅行5」

 起床は6時半だった。長崎はまだ回りきれてないけど、これ以上回ってもあんまりいいことなさそうだと思った。しかし、他にこの近くで行きたいという場所もなかった。とりあえず連泊は止めて駅前の「東横イン」にした。
 8時半にチェックアウト。コンビニでおにぎりを2つ買った。大きな道をはずれて小川沿いのベンチで食べた。目の前の公園で掃除のおじさんが3人掃除をしていた。公園には細長いモニュメントが立っていて、地面にモニュメントを中心とした同心円が描かれていた。ここが爆心地だとすぐわかった。
 松山町―長崎駅前・・・五島町―築町―新大工町―賑橋―新中川町―桜町・・・公会堂前―築町―五島町。
 昨日と同じように松山町駐車場で1日乗車券を買った。「東横イン」に行って荷物を預けた。荷物を全部持ったままだと観光にならない。するとカメラを忘れたり。
 龍馬の道という狭くて急な石段を登った。周りは墓地だったが、やがて住宅の間を抜けるようになった。よくこんな急斜面に建てたもんだ。坂の町という感じがしてなかなか面白かった。オランダ坂なんて推さずにこっちを宣伝すればいいのに。
 龍馬の道は亀山社中記念館に繋がっていた。亀山社中はすごく小さな建物だった。実はその実態はよくわかってないらしい。展示は少しだったけど面白かった。興味のあるものは面白いのだろう。
 近くにある資料館にも行こうとしたら平日は閉まっていた。残念。さらに山を上って行くと、町を一望できるところに龍馬の銅像があった。銅像なんて意味あるのかと思いつつ釣られるわけで。
 昼食はカレー「夕月」。赤いカレーが有名らしい。ほとんど味を感じないくらいあっさりとしていた。いいのか悪いのかもわからない不思議な味だった。
 シーボルト記念館に行った。説明が充実していて、なかなかよかった。シーボルトって地図を持ち出そうとした時点でよく死刑にならなかったなあといつも思う。追放後に再来日してるのが驚きだった。
 長崎歴史文化博物館に行った。ここも説明が充実していた。疲れるので休み休み見た。既に見たものも多くて、先にこっちを回ってもよかったかも。
 長崎に来る前の長崎のイメージはなんでこんな端っこの切り立ったところに町があるんだろうという感じだった。しかし、いろいろと見て回ってるうちにイメージが変わった。長崎は江戸時代に唯一外国に開かれた場所だった。最先端の技術が手に入ったため、坂本龍馬亀山社中を作ったり岩崎弥太郎が三菱を立ち上げたりした。大砲や船を作るため、肥前藩反射炉を作り、高島炭鉱で石炭を堀り始めた(当時長崎市街は幕府の直轄地だったが、周りは肥前藩の管理だった)。食べ物などを見ていると和洋折衷がなされてたり。一番ハイカラな場所だったのかもしれない。
 1740「東横イン」にチェックイン。溜まっていた洗濯物を洗濯した。するとフロントでドラマ撮影していた。正直邪魔だった。何度かテレビ関係者を見たことがあるが、どうしてあの人たちは偉そうなのだろうか?
 20時前「永楽苑」、ここのしいたけ肉そばは長崎では有名らしい。スープにはとろみがあった。しいたけ、白菜、玉ねぎなどが入ってるためにまるで野菜スープみたいだった。「神坐」を思い出したが、スープが主張しすぎていて全体のバランスはとれてなかった。
 コンビニでビールとあたりめを買った。どこかに飲みに行くより、このパターンでいいのかもしれない。