びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/05/08(日)「白河」

 GW最終日。白河小峰城へ行く予定だったが、せっかくなので二本松城と抱き合わせにすることにした。会津若松発0817で郡山へ。3分の乗り換えで二本松へ。
 事前調べによると二本松城へのアクセスは上り坂が多そうだった。駅ナカに観光案内所を見つけパンフをもらったが、やはりたいへんそうだった。駅前のバス乗り場に行くとちょうど循環バスがあるようだった。入り口か見晴らし台のどちらで降りればいいかわからなかったので、バスの運転手さんに聞いてみたが、よくわかってないようだった。ネットで調べて見晴らし台まで行くことにした。本当は入り口から徐々に本丸を目指すのが正しい姿だが、私には上り坂を上る体力がなかった。バスは城内の坂をひたすら上がった。山の間から地上が小さく見えた。
 見晴らし台は城の裏手だった。山道のワイルドな階段を上がり本丸へ。本丸は立派な石垣からできていた。本丸には建物はなかった。もともと天守もなかったらしい。本丸からの眺めは気持ちよかった。特に快晴だったので緑が映えてすばらしかった。下山すると大きな池がありほとりに洗心亭という茶室があった。やっぱり茶室にはひかれるなあ。中で抹茶とお菓子をいただいた。着物姿のおばさん2人と二本松の話をした。秋の紅葉も見に来てくださいと言われた。天気のせいかもしれないが、二本松城は景色の美しいところだった。
 帰りは歩いた。強烈な上り坂のあと、強烈に下っていた。これは酷かった。途中にある市立歴史資料館に行った。戊辰戦争絡みの記述はほとんどなくさっと見た。おかげで予定の電車に間に合った。
 二本松発1242で郡山へ。待ち時間を利用してフードコートのラーメン「蔵小町」へ。極めてチープな味だが、わかりやすくていい。郡山発1350で白河へ。
 白河駅から白河小峰城はすぐだった。こんなすぐとは今まで気づかなかった。天気がよくて公園の芝生がきれいだった。震災で石垣が壊れて修理中だった。石垣ってお金がかかるんだよなあ。復興した三重櫓は木造のように見えて好感が持てた。急な階段が怖かった。もはや戊辰戦争関連の情報には期待してなかった。私の知りたいことは帰ってから本でも買えばいい。
 16時前に白河駅に戻って、新白河駅に移動。指定まで3時間もあったので時間変更した。それでも1時間半待ちとは。駅前に喫茶店を探したが、見つからず。駅のソファーでぼんやりした。
 今回の旅行は2年ぶりの大旅行だった。函館に行ったのがすべてだった。旅の楽しさを思い出した。結局名所を巡るより人との出会いのような?刺激が全然違うんだよなあ。東北は戊辰戦争を巡るたびなんて言いつつ、期待はまったくしてなかった。つまり部屋にいたくないだけで、理由をでっち上げてただけだった。そういう感じだからいまいちテンションが上がらなかった。ただ疲れた。次は新しいことがしたい(最近こればっかり)。