びーの独り言

どこいくの?どっか。

6枚の壁新聞

 昨日の女川駅で買った。震災のとき石巻日日新聞が手書きの壁新聞が作っていたことに感動した。どのような思いで作ったのか興味があった。
 この本には社長の思いと6人の記者さんの行動が描かれていた。壁新聞は震災の翌日の2011年3月12日から16日までの6日間作られた。この本の巻頭にカラーで画像が載せられており、これを見ればもう充分だった。当時の緊迫感や人を思いやる気持ちがひしひしと伝わってきた。ジャーナリズムを越えた人間の本質を見るような気がした。
 この壁新聞のくだりを知るにはこの本を読むよりもネットをお勧めする。この本に載せられている記者さんの行動くだりは震災の雰囲気を伝えるには充分だが、壁新聞のエッセンスとは別物だ。皆様が石巻方面に遊びにいく機会があるなら、ぜひ絆の駅石巻ミューゼにお立ち寄りいただき館長さんの話を聞くことをお勧めする。