外出先が病院というのは初めてだった。そもそも医療分野には手を出したことはなかった。「白い巨塔」は読んだことがないが、なんとなく踏み込んではいけない聖域のように思われた。どこか倫理的な罪悪感を感じていた。こちらは女性6名で仲介してくれたところも女性2名、先生も女性2名、患者さんも女性だらけだった。そういう環境で仕事をするとは夢にも思わなかった。でも、特にやりにくさとか居づらさとか何かを意識するといったことはなかった。お医者さんの協力を得ての測定は初めてだった。先生が話すのを聞いてると、患者さんの心理面のお話しが多かった。患者さんの心のケアを重視していることがうかがわれた。終わったのは14時頃だった。メンバーで遅い昼食を食べながら、いろいろな話が聴けて楽しかった。帰ったら18時前で、疲れてたのか軽く寝てしまった。