びーの独り言

どこいくの?どっか。

2015/12/24(木)「出張」

 日立に出張だった。いつもより余裕のある出発で9時に部屋を出た。まずは郵便局へ行って年賀状を買った。気がつけば、もうすぐ来年なんだよな。
 東京駅の「祭」で駅弁を買おうとしたら、奥の棚に厚岸駅「かきめし」があった。駅弁大会じゃ行列ができる人気の品だが、誰も気づいていなかった。私は厚岸で降りたことはあるが、そのときは売り切れていた。旅情がないのは残念だが、もう二度とチャンスがないかもしれないのでもちろん買った。
 特急ひたちが東京駅に来るようになったのは不思議な感じだった。常磐線が上野から東京まで伸びたからだが、この区間に乗るのはこないだ長瀞に行ったとき以来2回目。東京駅を出ると、東北新幹線の上を走り、すぐに降りて秋葉原御徒町を横目に線路をいくつも横切り上野に到着した。前回もそうだったが、御徒町と上野の間で線路がキーキー言うのが気になった。少し無理をしてるのだろうか?
 厚岸駅「かきめし」を食べた。醤油の炊き込みご飯にあさりが数個とかきが4個、添え物に福神漬けとたくあんが入っていた。実はあまり期待してなかった。ウニやイクラの駅弁でハズレを引くことが多かったから。食べてみて驚いた。めっさうまかった。これは見つけたらすぐ買うレベルだわ。東京にいて厚岸の駅弁が食べれるなんてなんていい時代なったんだ。あまり「祭」を評価してなかったが、今回はいい仕事したなあ。
 在来線特急はなかなか乗れないのでワクワク感があった。特急ひたちでは自由席は廃止になり、指定席の空いてる席に座るようになっていた。東海道線グリーン車のように天井にはランプがついていて、緑なら予約がありで、赤なら予約がなし。うまく考えたなあ、というか指定席の空いてるところに座るってたしかドイツ?
 常磐線にはあまり馴染みがないので完全に旅行気分だった。東京から水戸までは70分。水戸はいつかじっくり観光したいと思ってるが、思ったより遠いなあ。水戸を過ぎればいよいよ未知の領域で。通ったことはあるが、記憶にないのは景色が退屈なわけで。水戸から日立までは近かった。
 日立駅に到着。日立駅には滋賀時代に一度出張で来たことがあり、記憶では古い小さな駅だった。しかし、駅舎は現代風でガラス張りの橋上駅舎になっていた。海側には太平洋が見渡せて、海がこんなに近かったのかと思った。駅前のロータリーにも昔の記憶にひっかかるものはなかった。
 仕事はすごく順調で思った以上にうまくいった。駅舎は地震で建て替えられたとのこと。
 帰ってから年賀状を書いた。毎年と同じでオール手書き。今回はうまく書けたと思う。枚数は10枚。思ったより少なかったり。ビールが飲みたくなったので、コンビニに行くついでに投函してきた。明日会社行けば冬休みだ。