びーの独り言

どこいくの?どっか。

日本三大都市幻の鉄道計画

 やっと溜まっていた書評を片付けた。これからはちゃんと更新していきたい。最近本屋に行っても読みたい本がなくなりつつある。仕事のストレスか年のせいか。広範囲に興味を持つ余裕がなくなってきている。これからは軽いものにシフトしていきそうな気がしている。
 さて、川島令三氏は鉄道本では有名であるが、このブログでは初登場となる。川島氏の本は宇都宮時代に結構読んだが、小難しいという印象があり、しばらく遠ざかっていた。鉄道本全般もだいぶ読み尽くしたので、久しぶりに読んでみようかと思った。
 この本は題名そのまんまに、鉄道の黎明期からの鉄道計画を東京、大阪、名古屋、横浜、京都、神戸などの都市別に解説している。あまりに内容が濃すぎて、途中からは飛ばし飛ばし読んでいた。明治からの話をされてもピンとこなかったし、地図がついてても土地勘がないと計画がさっぱりわからなかった。
 1回読んだ。4日くらいかかった。よくまとまっているが、学術的要素が強くて、読み物としてはどうかと思う。鉄分の濃さに相当の自信がある人じゃないと手を出してはダメです。