びーの独り言

どこいくの?どっか。

幻の時刻表

幻の時刻表 (光文社知恵の森文庫)

幻の時刻表 (光文社知恵の森文庫)

 この本では、第二次世界大戦前の時刻表を使って、東京からパリへの旅行を空想している。この時代に旅客機はなく、ヨーロッパに行くには鉄道が最速だった。また朝鮮は日本国領であり、中国東北部満州国だった。当時の国鉄は今では絶対に不可能な列車を走らせていた。
 この本はとても興味深かった。兵どもが夢の跡というか、盛者必衰というか。とてもノスタルジックな気分になった。戦前の朝鮮や満州の鉄道がどうなっていたのか?とても興味が湧いてきた。