7時15分起床。歯を磨いてたら詰め物が取れた。帰らなきゃいけない理由ができてしまった。7時半から朝食を食べた。広い畳の部屋におじさんと隣合わせで2人きり。このおじさん｢踊らなかった｣｢町内会の盆踊りだった｣、何しに来たのか？今日はちゃんと電車の時間を調べて9時にチェックアウト。昨年もそうだったが、断りもなく勝手に出ていくスタイル。なんか寂しいよなあ。平日だから寺の保育園がやっていた。保母さんらしき人が2人大きなビニルプールを洗っていた。これから使うのだろう。
0939郡上八幡出発。ロングシートの車両だった。客はほとんどが踊りにきたじいさんたちだった。もうあまり景色には興味はなかった。ただぼんやりとしていた。梅山から10人くらいの女子高生が乗ってきてにわか華やかになった。ローカル線は老人と高校生が支えているんだよなあ。でも、ここの場合、ローカル線が地域を支えてるような気がする。ローカル線がなければ、過疎化が進んでたかもしれない。私のような観光客も縁がなかったかもしれない。岐阜県はそういう目に見えない価値を知っているのかもしれない。
美濃太田駅で幻の駅弁｢松茸釜飯｣をゲット。昨年おいしかったのを覚えていた。わざわざ別のホームの売り場に買いに行くと、中におじさんがいて冷房が効いていた。弁当はまだ10個くらい余っていた。もう一人買ってる人を見かけたから平日でも需要があるのかな？特急｢ひだ｣の中で食べると、予想以上においしかった。これは私の駅弁ベスト3に入る、と思って駅弁を数えてみると、結構たくさんあったりw。
1222名古屋から東京に向かった。観光よりも歯の詰め物の方が大切だと思った。別に観光できないことを残念だとは思わなかった。特に行きたいと思うところがないのに無理矢理行ってもねえ。
1430豊洲の歯医者。郡上八幡からの直行。さすがに削られるかと思ったが、そのまま埋め戻して終了。わずか10分だった。
部屋に戻り後片付けをして、｢百萬石｣に置きっぱなしになってた自転車を取りに行った。今日行かないとしばらく行けなかったから。歩く気が起こらなかったのでバスを使った。鍵が見つかってることを期待したが、ダメだった。自転車の後輪を持ち上げて200mくらい先の自転車屋まで運んだ。自転車屋が近くてホントにラッキーだった。少し涼しくて日陰になってるのも助かった。鍵をはずしてもらって新しい鍵をつけた。ゴムが劣化したサドルもカバーをつけた。作業時間1時間で3000円。そして再び｢百萬石｣へ。
今回の旅行は時間の使い方がかなり中途半端だった。でも、それもすべて旅だと思える余裕があった。一番の反省点は土曜日だけで充分足りていたこと。日曜日に美濃を回ったのは勇気ある撤退。ホントはレンタカーを借りたかったのだが、郡上八幡にはレンタカー屋がなかった。まあレンタカーを借りれたとしても疲れてなんともならなかっただろう。今日早々に帰って、歯を治療して、自転車を回収したのはナイス判断だったと思う。さて、盆休みの計画立てなきゃな。
