- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/17
- メディア: 新書
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昨年の新書の売り上げ1位らしかった。辛口のdonpaが珍しく著者のことを評価していたので気になった。
9月に読み始めて、1ヶ月くらいかかって2回読んだのだが、とにかく長かった。途中調子が悪くなっていろいろと他の本にも浮気した。ようやく3回目に手をつけれたのだが、あまりに冗長すぎるので耐えられなくなった。それでさっさとレビューすることにした。
記憶に残っているのは、とにかく原発反対でデモに参加したというくだりである。この部分が一番主張したい箇所ではないかと思われる。最後に、個人個人が主体性をもって社会に参加すれば、社会を変えることができるというような、当たり前じゃね?、ってことが書かれていた。
1回目読んだときはとても面白かった。へー、って思うことが多々あった。けれど、2回目読んだときは、で、これがどう役に立つの?、に変わっていた。理屈はそんなにいらない。今困っているのは社会よりも会社での過ごし方だよ。