びーの独り言

どこいくの?どっか。

社会を変えるには

社会を変えるには (講談社現代新書)

社会を変えるには (講談社現代新書)

 昨年の新書の売り上げ1位らしかった。辛口のdonpaが珍しく著者のことを評価していたので気になった。
 9月に読み始めて、1ヶ月くらいかかって2回読んだのだが、とにかく長かった。途中調子が悪くなっていろいろと他の本にも浮気した。ようやく3回目に手をつけれたのだが、あまりに冗長すぎるので耐えられなくなった。それでさっさとレビューすることにした。
 記憶に残っているのは、とにかく原発反対でデモに参加したというくだりである。この部分が一番主張したい箇所ではないかと思われる。最後に、個人個人が主体性をもって社会に参加すれば、社会を変えることができるというような、当たり前じゃね?、ってことが書かれていた。
 1回目読んだときはとても面白かった。へー、って思うことが多々あった。けれど、2回目読んだときは、で、これがどう役に立つの?、に変わっていた。理屈はそんなにいらない。今困っているのは社会よりも会社での過ごし方だよ。