3時に目が覚めて眠れなくなった。報告書が書きたくて5時半に部屋を出た。いつもと違う景色もたまにはいいものだ。6時半にすでにGさんとAさんがいたのには驚いた。
工場の不良債権がふってきた。もう半年以上前からちょこちょこ言われていたが、隣の部署に管轄が移ったとして安心してたら、先週金曜日の報告で将軍様にいきなり報告するように指名された。その場で明白な理屈を3行で説明したら、そんな簡単なことが理解できないらしい。簡単に言ってもわからないのにこれ以上詳細なデータをつけて説明してわかるのか？明らかに膨大な時間と手間、なにより他の部署へも迷惑をかけてしまう。ただでさえ忙しいのにそんなことやってられるか。そのままNさんがこっちに回そうとしたのでぶちぎれた。「この理屈は誰でもわかる当たり前の常識ですよ。こんなのに時間をかけるくらいなら、さっさと副社長に報告して怒られるなら怒られますよ。僕一人が怒られたらみんな怒られずに済むしそれが一番いいんでしょ？もしそれでもこっちが優先と言うなら今やってる方を止めてこっちだけ徹底的にやりますよ。」、少しくらい抑止力になったかもしれないが、効果はほとんどないように感じた。うちの会社に建設的な議論なんてあるわけがなくて、誰かに丸投げするための打ち合わせ。最初から期待するだけ無駄だったというそんなことがまだわかっていない自分が馬鹿だった。
Kを誘って「串屋横丁」。一緒に飲める相手がKしかいなくなっている。とてもありがたい存在だ。
