びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/10/23(金)「解放」

 午前は本社で打ち合わせ。アイディアなんてないからやる価値があるかどうかも怪しいもんだったが、自然にブレインストーミングになっていたり。いくつかの調査範囲が決まった。けれど、ここで決めても自分とこの所長が最大のネック。他所の部署と調整してから、所長に報告ってスタイルはおかしい。研究所に帰ったら議事録が上がっていた。優秀な人というのは短時間で要領よくまとめるもんだ。私もそういうふうにできるようになるのだろうか。午後、パワハラ所長への報告があるだろうと思ったが、Tさんからの動きはなくて、こちらからも切り出せなかった。報告内容がはっきりしてないようにも思えてきて積極的にはなれなかった。このまま週末を迎えるのだろうかと思い始めた16時頃、Tさんから報告しようという話になった。
 多分、怒られないという確信があった。先週の木曜日にこっぴどくやられていたので、今日はユルいバージョンではないか。怒るのは緊張感をもたせるためにわざとやってるはず。Kプロに言わせれば「屋根を直してくれって言えば、ダメって言われるけど、まず、建物を建て替えましょう、って言っておいて、断られたら、じゃあ屋根だったらいいでしょ、と言うと、うまくいく」。または、孫子の兵法では「死地を作り出すと部下は必死で働くし、逃げ場を作っておけばそっちへ動く」って感じ。
 報告は2つあった。今までの結果とこれから何をやるかって話。これから何をやるって話は午前中に打ち合わせた内容。了承が得られるかどうか若干心配ではあったが、もっと問題は今までの結果の方。前回の指摘事項の答えを用意できてない部分があり、そこを突っ込まれそうに感じていた。それでも怒られることを覚悟して、思い切って報告してみた。そしたらすんなりいったどころか満額回答を引き出せた。この時点で勝利を確信した。これから何をやるかという話の方もすんなりといった。
 話好きなAさんとずっと話してた。工場や研究所や会社のこと。そのまま「つけめんさとう」でも話し続けた。Aさんもまたいろいろ思うところがあるみたい。人は誰でも耐えがたきを耐えてるのだろう。
 心の牢獄から脱出して、晴れ晴れとしてた。これでこの週末は最高のものになる。