びーの独り言

どこいくの?どっか。

2010/01/11(月)祝「神戸3」

 乗り潰しアタック日だったが、かなり眠りたい圧力が強かった。何しに来たんだと自問して起きた8時は既に出遅れ。14時岐阜で大学友人Sと合流する約束。急いで時刻表で未乗の加古川線を検討したが、思ったより便が少なくてアウト。これといって予定のないスタートになった。西宮―大阪―桜島―西九条―大阪難波・・・JR難波―新今宮岸里玉出汐見橋・・・桜川―鶴橋―京橋―木津―京都―米原―大垣―豊橋―浜松―熱海―東京―千葉みなと。
 最初は大阪環状線桜島支線。生まれてから25年大阪に住んでいたが、大阪で乗ったことがない路線の一つ。金魚の糞のような線形。桜島って鹿児島だろって子どもの頃から思ってた。USJができてようやくメジャーになったが、まだまだこの線の沿線は工場の多い。ユニバーサルシティ駅だけが新しい感じ。なぜ大阪西地区はパッとしないのだろうか。
 西九条からは開業したばかりの阪神なんば線に乗った。阪神の西九条から近鉄難波を結んでいる。長く計画線として挙げられていたが、まさかアノけちんぼの阪神が着工するなんて。予想を上回る客足を記録してるらしい。話題の難波駅を見てみたかった。西九条から先はすぐに地下。駅間は短く、難波駅までアッという間。むしろどうして早く伸ばさなかったのかという疑問が湧いてきた。難波駅近鉄難波駅の借用。お約束の近鉄特急が停まっていた。
 難波では近鉄からJRまで少し歩いた。JR難波駅関西本線の起点。昔は湊町駅と言って、難波に近いのにすっかり寂れていた。駅名が変わったときにJRがやる気を出したかなとは思った。地下駅になっていることに驚いたくらいで、地上に出てわずか2駅で大阪環状線新今宮駅。高田までの直通が走っていることが意外だった。
 新今宮駅で南海に乗り換え。子供の頃から思ってた立派な高架線。岸里玉出で降りて見渡すと一瞬わからなかったが、端っこに小さく2両の車両。これが汐見橋行き。汐見橋支線は立派な生い立ちを持ちながら、今では都会の中のエアポケットのようなローカル線。客は5人だけ。全線昭和テイスト。けれど、電化されてるし、複線だったり。終点汐見橋には昭和30年の路線図が未だに飾られていた。
 汐見橋駅は桜川駅と隣接している。再び阪神なんば線で今度は近鉄の鶴橋まで抜けた。途中で会社が変わるにしても400円は高い。並行している千日前線に乗ればよかったかも。近鉄は、難波、日本橋、上本町と主要駅を地下で抜け、鶴橋で地上に出る。大阪の人は奈良に行くのに近鉄に乗る。そんときに必ず鶴橋を経由する。
 京橋からは片町線。放出まではおおさか東線を乗るために乗ったことがあるが、それより奈良寄りは未乗だった。昔は田舎の路線だったが、今では沿線は宅地だらけ。京田辺から先は近鉄と並行してた。木津からは奈良線。木津と宇治の間を乗ったことがあるかどうか記憶が怪しかった。奈良と京都というかつての都どうしを結んでるわりにはノンビリとした沿線であった。
 岐阜からは大学友人Sと合流した。東海道線は飽きるくらい乗っているので、友人がいることはとてもありがたかった。豊橋で「はなまるうどん」、熱海で駅弁。東京22時30分。
 アッという間の3連休だった。楽しい3連休だったが、今までと行動パターンが同じだったので、乗り鉄に徹するのも良かったかも。さて、来週はどうするべ?