年に２件の特許を書かなければいけない。これが今とても胡散臭い。以前はノウハウがバレるから本当のことを書くなと教えられた。滋賀のとき散々偽装とは戦ってきたが、それでも特許だけは仕方ないと思っていたくらいだ。それが昨年以来続く不祥事のために、ウソを書けと公言する人はいなくなった。特許担当者と話しすると「これってちゃんと実験したんですよね。」と釘をさされる。書こうにも薬品の中身がわからない。正確なところは想像になってしまう。最近の判例では、実施例が再現できなければ登録取り消し。実験してないのだから再現するわけがない。権利化できない特許書いたって出願料の無駄。こんなことやってるのは平和なのかそれとも末期的症状なのか。
