びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/01/14(月)祝「旅行④」

 盛岡−一ノ関−仙台−山形−米沢−福島−郡山−黒磯−上野−秋葉原御茶ノ水−東京−千葉みなと。当初は仙台スタートで仙山線米坂線上越線で帰るつもりだった。なんかうまくいかないと疲れたというか早く帰りたかった。お決まりの大学友人Sとも約束をした。けれど、せっかく来たから納得もしたかった。攻めるなら18きっぷで日帰りできないところを行くべき。現世は、仙山線から奥羽本線の名所板谷峠。日帰りできるじゃんorz。
 仙山線はなぜか気になった。駅名を見てたら子供の頃に見ていたケイブンシャの「国鉄駅名全百科」が思い出された。この辺って険しいのじゃないか?電車は通勤電車。座席が埋まるくらい人が乗っていた。少しずつ登っていき、いつのまにか山の中、天気がよかったのが幸いした。美しい景色。山肌は白く、幹は茶色、葉っぱは濃い緑。ドット単位で混ざり合い、いかにも冬。何度も鉄橋で沢を渡った。大迫力だ。期待を越えて満足。
 山形では待ち時間を利用して昼食。山形の名物はなんだろうと思ったら牛だった。焼肉定食を食べたらいつもより旨かった。特に牛タンって柔らかいのねw。奥羽本線で米沢に向かうと、車窓に蔵王。全く期待してなかっただけに興奮した。これは大迫力だ。仙山線はあれを越えたのか。そりゃ険しいわけだ。米沢から板谷峠。鉄道マニアには有名なポイント。勾配が険しいことで知られる。ここに限らず米沢からの街道筋はロクなのがない。ここは普通列車の本数が極端に少ない。ほとんどが山形新幹線。この普通電車にわざわざ乗ってる人は鉄分濃いと思われ。大沢、峠、板谷の3駅はシェルターに覆われていた。その他はひたすら下り。雪を冠した木々の間を列車は進む。いろいろ行ったけどここの勾配は一番キツイように思えた。かつてこの道は大動脈であった。蒸気機関車が大迫力で越えていったのだろう。こんな山の中なのに複線、そして電化されてる。福島側に出たとき、見下ろす車窓はなかなかのものだった。
 福島から黒磯の間は列車が2両の癖に満員で立ってる人も結構いた。みんな大きなかばん。スキーや登山、旅行に行ってきたのだろう。「列車込み合いましてたいへん申し訳ありませんでした」って謝るなら、増結してくれよ。みんな疲れてるんだから。
 恒例となった大学友人Sとの飲み。最近すっかり鉄道ネタばかり。話し相手がいるのは嬉しいことだ。日曜日の吾妻線が楽しみでならない。どうしてこんなにワクワクするのだろうw。
 今回の東北旅行は、目的がはっきりとしてなかった分、迷いの連続だった。でも、いいこともわるいことも全て楽しめた。乗り潰しには興味はないけど、本当は乗り潰した方がよかったのかもしれない。それらひっくるめて、また夏への課題ですな。