びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/09/02(日)「旅行⑨」

 18きっぷが2回分余っている。しばらくはお腹一杯なので無理に消化する必要はないと思うが、やはり券があるんだったら有意義に使うべきだと考えて、先週から昼休みに時刻表で計画を立てていた。一番気になっているのは房総半島であった。房総半島自体は宇都宮時代に車で1周したことがあるが、「終点○○行き」の終点ってどんなところだろう。毎日電車に乗ると○○という文字が目に飛び込んでくるが、行ったことがなければイメージできない!
 千葉みなと始発は5時14分だった。京葉線を隣の蘇我まで。蘇我から内房線を南へ。途中五井にて小湊鉄道が分岐しているのが見えた。古そうな車両が停まっていた。こないだSと話したとき久留里線の話題になったので、木更津で乗り換えた。時刻表上は到着時間と発車時間が全く同じ。どうしてローカル線のくせに乗り換え時間がないのだろうか?この久留里線は組合の人が多いらしくて、ここだけストをやってたりする。何か違うかどうか注意深く観察することにしたw。列車は非電化の単線。北海道みたいに扇風機がついている。内房線との落差が激しく。どことなくスタートダッシュがゆっくり。なぜかどの駅の駅名表示板に同じ落書きが。どうして消さないのだろう?北海道でも見なかったタブレット交換には驚いた。終点の上総亀山は山の中。ダムが3つあるらしい。こんなとこに伸ばす必要があったのだろうか?想像以上にショッキングなローカル線だった。
 木更津に戻り隣の君津で1時間待ち。喫茶店で朝食を食べた。君津からは館山まで。途中、ちらほらと海が見えてきれいだった。どういうわけか房総半島のイメージって日光が燦燦とふりそそぐ明るい感じ。気候も温暖なのかなあ。ここらへんって車で来たときと同じイメージ。やっぱり車で行ったことのある場所を回るもんじゃないかもしれない。南端の館山から阿波鴨川。阿波鴨川からは外房線。そのまま千葉まで。途中MBS氏お薦めの勝浦があったはずだが、寝過ごした。この旅を通じて早起きしすぎたため一日中眠くて仕方なかったり。
 千葉に着いてもまだ14時くらいだった。そこから外房線を戻り大網を通過して東金線で成東まで。最初から大網で乗り換えなかったのは外房線を完全に制覇するためw。成東につくと思いのほか田舎駅だった。総武本線が来てたので飛び乗ったら逆方向orz。隣の日向で交換してる隙に乗り換え成東に戻った。すると列車を間違えたのに時間的ロスがない。時刻表を調べると東金線と銚子行きの接続が悪すぎる。
 銚子に着くと、ホームの先に銚子電鉄が。往復540円だし乗ってみようかと。銚子電鉄は経営困難のためHPで支援を要請している。ホームには小さな車両が1両。青くて側面には桃鉄のラッピング。観光客で結構混んでいた。40人くらい乗ってたかな。終点外川まで6.4km、19分。おもちゃみたいな列車。レトロすぎる。京福をさらに古くした感じ。全体がボロボロ。線路には草が生えていた。途中の列車交換には驚いた。運転手が運転席同士で直接行き来していた。それから改札業務の人が対抗の列車に乗り移っていった。独りで上下線の改札をやってんの?さて、終点外川、何があるのかと思ったら、近くに海が見えた。歩いてみたら5分くらいで港。たくさんの漁船が停泊していた。防波堤の向こうに波しぶき。小腹が減ったので唯一あった喫茶店で、ホタテとエビを食べた。いつもよりおいしいように思った。帰りももちろん銚子電鉄。行きと違い古そうな車両。板張りだもんな。駅で濡れせんべいを買った。濡れせんべいはこの会社の経営を支えている。全国的に注文が殺到しているため入手は難しい。私も買ってみた。おいしいという評判どおり確かにしょうゆが効いてておいしかった。銚子電鉄はまるで遊園地の電車みたいだった。お客さんはほとんどが写真を撮っていた。移動手段ではなく乗ること自体が目的となっている。古き良き時代の雰囲気が色濃く残されている。これから先も是非存続してほしいものだ。
 銚子を出たときは真っ暗だった。総武本線で千葉、外房線蘇我京葉線で千葉みなとに戻った。寝不足からのスタートで思いのほか疲れたが、久留里線銚子電鉄は熱かった。いい体験ができた一日だった。