びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/07/13(金)「現実」

 研究所において工場での偽装を軽めに捉えようとするのは、おめでたいという気がしてならない。現場で起きてることはもっと酷くて、表面に出てくるのはほんの氷山の一角にすぎない。最近、新聞をにぎわしている不祥事たち。報道しているマスコミは公平だろうか?バラエティ番組での捏造はもはや当たり前の感すらある。ニュースで事実を歪曲していない保証がどこにある?プロ野球の裏金問題は西武以外の球団には飛び火しないで終わった。公平さを求めるなら明らかにおかしい。誰だって人前では印象良く見せたいはずだし、生活のためならウソもつかなきゃいけないときもある。そもそも法律や倫理観は正しいのか?正しいとはなんなのか?何が言いたいかというと、目の前で起きてることだけが現実だということ。言葉は疑ってかかった方がよい。政治家は個人の信念を貫いてはいない。世論の最大公約数を取り込もうと媚びているだけ。会社でも同じ。個人の信念は必要ではない。筋が通っているかどうかは二の次で、印象を良くするために口がうまければよい。冒頭の偽装については、個人の責任ではなく会社のひずみである。同じ会社なのに他人事に思えるとしたら、それはどこか感覚が麻痺している。運が悪かったって諦めるのか、できることをやっていくのか、の二択だと思う。