午後２時電話が入る。遂にこの時が来たか。以前から噂のあった滋賀行きを命じられる。ある意味うまくいっている時に赤紙が来ることに対して人生の皮肉さを感じなくはない。逆の意味で、新しい生活を始めることによって、自分の成長を期待できる。ごちゃごちゃ言っても始まらない。とにかく前を見て進むだけだ。いままでお世話になった人たちにはありがとうと言いたい。そして、関西のみんなには、これからよろしく！
夜、上司であるKプロと門前仲町で飲んだ。直接のつきあいは５ヶ月だが、その５ヶ月は大きな財産になった。これほどの本音トークは今後やらないと思うくらい深い話をした。自分の性善説的生き方は、少し甘いことには気づいていたが、Kプロは一歩先を行ってるように思え、たくさんの気づいてないことを気づかせてくれた。人生の達人になるには、もう少し時間が必要だ。
