会社に行くとＫプロに呼び出されて、一部テーマをＴさんに移譲することになった。なんとなくではあるが、もしかしたらなにかしらのアクションはあるかもと思ってたが、まさかの対応であった。けれど、私は言った。「たまに本社に連れて行かれるのは、ハゲの指示ですか？」、それで充分だった。
私の主張をまとめておこう。不定期に本社に連れて行かれた。別々のテーマで３回くらい行った。テーマに関してはＫプロの完全指揮下に置かれてる。私には権限がない。本社に行けば、良い結果はＫプロが説明。微妙な結果は私が説明。私はサンドバックにされて、わけのわからない無理難題を言い渡される。ただでさえ時間が足りないのに、モノ作りと関係のない会議に巻き込まれる。私が一番言いたいのは、本社への説明は役職上Ｋプロがしなければいけない。あるときＫプロに言われたのは、「お前は政治的判断とか気にせずに手を動かせばいい」、だったらなおさら本社に連れて行かないでほしい。やり方が滋賀の丸投げ上司と同じだ。
残業規制がかかって「管理職は働け」だ。言った本人は１７時に帰っているのに。「無駄な会議はしない」、だったら本社に連れて行かないで欲しい。言葉で「人を入れるから」「社長の命令だ」とか言われても全く響かない。散々滋賀のときに踊らされ、頑張って、更迭された。一人の力ではどうにもできないと思い知った。慌てたって、うろたえたって、慰められたって、モノができるわけじゃない。正しい努力をしなければ、正しいゴールにはたどりつけない。他人を相手にする場合は感情に配慮しなければいけないかもしれないが、私は自分で判断する。
お茶を飲んでるとブラインド越しに真っ赤な夕日が見えた。ああ、またやってしまったな。もしかすると、どっか飛ばされるかな。いつまでも転がる石。何が起きても仕方ないさ。
