びーの独り言

どこいくの?どっか。

2024/06/30(日)「京都」

 東横インあべの天王寺。起床は6時。朝食は6時半。910、チェックアウト。動物園前駅から御堂筋線淀屋橋駅下車。
 940、大阪市立東洋陶磁美術館。長い間行きたかったが、長期休館していた。やっと今回訪れることができた。
 展示は13パートに分かれていて、内容は朝鮮が多くて次に中国という感じだった。最初は自慢のコレクションから。めっさ凄かった。これで一気に引き込まれた。作品が凄いのはもちろんなのだが、見せ方が秀逸だった。光の量、当て方、床や壁の材質、説明書き、どれも最高だった。次は朝鮮の翡翠色の陶磁器。これもどれも技巧を尽くして美しかった。
 パートの継ぎ目でガラスケースに入った油滴天目茶碗が出てきた。国宝。油滴天目茶碗はどこかで見たことはあるが、これはとても美しかった。全体は黒で覆われていて、干渉色が出ていた。これは表面に透明な薄膜が形成されている証拠だった。また茶碗の中も外も雫状の油滴がたくさんついていた。なんでも鑑定団で有名になった曜変天目茶碗はこれ以上の逸品であるというのなら是非見てみたいと思った。
 出だしが素晴らしかったから後になると段々見劣りするようになってきた。そしたら、中国が始まった。その多彩さは朝鮮の比ではなかった。さすが本場というか。そしたら、日本が出てきた。もうね、マニアックさが凄かった。いろんなところにわざと変化を持たせたり、釉薬の織り成す偶然の模様を「景色」と言って美を見出だしたり。「わびさび」の意味がわかるような気がした。昔からこれが日本の文化なんだな。私は日本人だと思った。
 1105、退館。九州陶磁文化館や瀬戸蔵ミュージアムと同じくらい楽しかった。またそのうちゆっくり回りたい。
 頭の中はいかやきを食べてから阪急だったが、よく考えたら淀屋橋から京阪に乗ればいいやん。前回なにわ橋駅から乗って大失敗したもんな。今回はしっかり淀屋橋まで歩いた。因みに北浜駅の方が近かったのは秘密だ。
 淀屋橋駅1241発特急。京阪特急はクロスシートがやたらゴージャスであり、私はそのラグジュアリー感がお気に入りだった。
 1240前に三条駅下車。急いで河原町三条交差点のなか卯に行って、親子丼をかきこんだ。
 1305、ミープル。今日で長年店を支えてくれたIさんが最終出勤日だった。だからというわけではないだろが、店は最初から満員だった。
 まずはいつものメンバーで「アグリコラ」。1番手でファーストピックにいつも以上に迷った。こういう時は失敗する。結局、ファーストピックは埋めた。まあ結果はボロボロだよね。最近は毎回食糧難。
 donpaが加わって「たほいや」。伝説「はろばろ」が生まれた。それよりも「結婚初夜」の方がインパクト大だったけど。
 「ファラウェイ」。なんと表現したらいいかわからないが、こういう他の人とカードを奪い合うゲームはとても複雑だ。カードの強弱に評価がついたら、運ゲーに落ち着くのかもしれない(ほとんどのゲームは運ゲーだろ?)。
 「スカルキング」。今日は疲れてたね。今日というか最近考える力が劣化したかもしれないなあ。ベットが下手くそだった。
 19時過ぎに撤収。Iさんとはまたどこかで会えそうな感じなのでよかった。お店も最後ではなさそうだし。それでも2か月後はどうなってるだろう?
 いつもの20時ちょうどの新幹線で帰った。帰宅は2335だった。
 今回の旅行の評価云々よりも、この先の仕事はどうなるのかという感じしかなかった。なんとかお盆休みまでは我慢だな。あとは知らん。