最初からどこにも行かずゆっくりするつもりだった。
朝は寝たいだけ寝る権利を行使した。北海道から間髪入れずに働いてたので、なんだかんだ疲れていた。京葉線で座ればすぐに寝てたし、立ってたらふらふらしてた。
週の終わりなので洗濯した。また月の終わりなので布団の敷パッドを交換して、洗濯した。
車に乗ると、北海道を思い出した。乗らないなら売ってしまおうかと思ってたけど、愛着がわいてることに気づいた。後部座席に積んでるエアマットや寝袋も誇らしげに思えた。
百萬石。北海道の海鮮と同じくらいおいしいので無性に食べたかったけど、Kさんの前になってあんまり面白くなかった。ここの板前さんはKさんが軸なんだけど、実際担当となってみると話すこともなかった。
北海道に行ってから、車全体が汚れていて、特にフロントは虫だらけだった。今までお金出して洗車をしようと思わなかったが、これは頼んでもいいレベルだった。引越の時に新港のガソリンスタンドで洗車してもらったので、調べてみると明日まで予約はいっぱいだった。家に帰ってから、少し遠いところは空いてたので明日の夕方を予約した。
昼寝した。昼寝するとリズムが狂うけど、めっさ気持ちいいんだよな。
夕方は車のフロントにへばり付いた虫を掃除した。見たことないくらい虫が付いていた。明日洗車してもらうけど、さすがにそのままでは申し訳ないと思った。北海道では虫が凄くて、フロントガラスは常に被弾していた。フクピカが大活躍したし、セルフではないガソリンスタンドでは虫を落としてもらっていた。虫を掃除したいから雨が降って欲しいと思うくらいだった。
北海道旅行での走行距離は4340kmだった。八戸までの往復で1430km。残りの9日で2910kmだから、1日で323km。妥当なところかな。
北海道という一番行きたいところに行ってしまったため、この後どこに行こうかという感じになっている。家にいるのはラクだけど、何も残らない。身体が動くうちに無理してでも行けるとこに行っておこうと思う。いい思い出は今後を生きる中でずっと輝き続ける。
