びーの独り言

どこいくの?どっか。

2020/10/31(土)「彦根」

 疲れていて寝たかった。しかし、旅行は待ってくれない。無理矢理行って、気分を変えるしか。922の新快速でスタート。
 とはいえ彦根は仕方なく選んだ。彦根には12現存天守の1つである彦根城があった。以前から気になっていたが、わざわざ尼崎から行くのもと思っていた。それに宿を予約したのに二日目にやることも決まってなかった。
 早速寝過ごして米原orz。せっかくなので井筒屋の近江牛大入飯を買った。1150円、少し値上げした?
 11時、彦根駅。まずは観光案内所で地図入手。グルメと組み合わせたマップ。かさばるしあんまりって感じ。
 歩いて彦根城へ。入り口に開国記念館というのがあった。無料なので入ってみた。説明が細かすぎて死んだorz。印象的なフレーズとして「彦根城の維持は県外の方に支えられており、彦根市民は何もしていない。もっと貢献して欲しい」。こんなこと書いてるの初めて見た。市の関係者か?
 12時半、弁当を食べたかったが、先に彦根城博物館。特別展で湖東焼を紹介していた。湖東焼なんて聞いたことないが?説明がよかったので1時間も使ってしまった。これでは常設はもっとかかるのでは、と思ったら、すぐに終わった。昔の能楽堂、屋敷の寝室、応接室、庭など、最後に有名な赤備えの甲冑。あまり彦根城関連の説明がなかった。
 天守に行くには強烈な石段を登る必要があった。途中の曲輪には茶店があった。曲輪の奥まったところにベンチがあったので、遅い昼飯。木立の中で食べるのはなかなか乙なものだった。それが近江牛大入飯だったらなおさら。
 14時、彦根城は大きくも小さくもなかった。飾り屋根がたくさんついていた。なんと50人くらいの行列。今まで城で行列なんて見たことなかった。城には案外早く入れた。順路は一本道で移動の自由はなかった。階段を上り最上階から今度は下りみたいな。城にありがちな梯子みたいな階段が怖かった。中は狭く、オール板張りだった。天守からは琵琶湖が見えた。
 15時過ぎに彦根城博物館に戻った。ゆるキャラひこにゃんがいた。ひこにゃんは登場する時間が決まっていた。ひこにゃんは建物の縁側に立っていて、司会のお姉さんが場を回していた。たくさんの人が遠目から写真を撮っていた。ゆるキャラが観光資源というのは面白い。いいことありそうな気がした。
 その足で玄宮楽々園。江戸時代の回遊式庭園。万博記念公園の日本庭園みたいな感じ。池があって、橋がかかっていて、大きな石が配置されてたり、木が絶妙のバランスで配置されてたり。落ち着いた雰囲気でなかなかよかった。
 15時半、やることなくなり足も疲れた。どうやら毎回この時間が限界らしい。近くの夢京橋キャッスルロードという商店街に行った。商店街と言っても、結構道幅が広く、その脇に江戸時代の店を模した飲食店が軒を連ねていた。ご飯食べるには時間が早くて、Cocotteという喫茶店でバナナジュース飲んで休憩した。
 17時過ぎに近江牛のすき焼きが食べられる店を探した。一番有名なところは、一番安いセットでも8000円だった。高いと思ったが、うまいもの食べてストレス解消したれと思った。そしたら2人からでorz。
 18時、駅に戻ったが、居酒屋しかなかった。仕方なく炭火焼肉ぶち。途中で近江牛が出てくるセットにしてご飯を頼んだ。まずキムチがいっぱい来た。とても食べきれなかった。次に巨大サラダが来た。これも無理。イヤな予感がした。肉、焼肉食べに来てるのに肉は少量だった。途中の焼きしゃぶだけが近江牛。これだけ玉子に浸けた。まるですき焼きのようだった。これでよかったのかもしれない。肉の後にビビンバがあるとは思ってなかった。もう白いご飯でお腹いっぱいだった。箸をつけなかった。
 19時半、彦根ステーションホテル。GOTO割とは言え2500円は安い。駅から少し離れた寂しい場所にあった。まさに昭和のホテル。オートロックではないので内鍵が必要。真っ暗な部屋の中を進むと、なんと途中で段差。スリッパに履き替えるようになっていた。これは初めて。今の時代にはありえない危険な段差だ。エアコンには「就寝中は消してください」。これも初めて見た。ユニットバスで浴槽にはまさかの髪の毛。結構落ちてた。これも初めて見た。掃除してる?2500円だからしょうがないか?防音は悪そうだが、そもそもこのフロアに宿泊者がいるのだろうか?なかなかインパクトのあるホテルだった。
 明日行くとこが見つからない。もともと行きつくしてるし、行きたいとこは大体車がないと無理 。