会社に昨日もらった診断書を持って行くつもりだった。14時いつものように会社まで歩いた。会社まではわずか5分の距離。梅雨が明けて外はやたら暑かった。急にお腹が痛くなってきた。会社のトイレに駆け込んだが、アウトだった。昨日もやらかしていた。移植以来我慢が効かない。紙パンツを履くほどではないが、替えのパンツくらい持ち歩かないとダメかな？
家に帰ってシャワーを浴びて出直すことにした。すると右腕に透明な突起がたくさんあるのに気づいた。大きさは1mmもなく水疱のように見えた。他にもないかと調べると、左腕にも太腿にもお腹にもあった。ちょっとヤバいと思った。最悪入院か？すぐ病院に電話した。「今から来て下さい」と言われた。診察時間17時にギリギリ間に合いそうだった。
16時半に病院に到着した。さすがにこの時間にはほとんど人はいなかった。診てくれたのは優しいベテランの先生だった。特に問題なく様子をみることになった。とりあえずホッとした。
いつものたこ焼き屋に行った。風鈴がチリンチリンと鳴って古き日本の夏という感じだった。いつも高校の時から来てるんだよなと思う。代替わりしたおじさんが店のロゴ入りTシャツを着ていた。「創業昭和5年」。えっ？そんなに古いの？そもそもたこ焼きっていつからできたの？
