高校の関東同窓会が開催された。総勢15名ほど。昨年11月の大同窓会の後すぐに関東同窓会に誘われたが、仲良かった人がいなかったからスルーした。今回も大同窓会の時と同じくTから電話があった。Tに｢でも、お前大阪とちゃうんか｣と聞くと、｢4月に東京になったんや｣と言われた。一応約束はしたもののしゃべったことがあるのはそのTだけで、新しい何かがあるかもしれないと思うよりは、酒はしんどいし今さら交流してもという気持ちだった。結局は断りきれず、1日くらいくれてやる、という気分だった。
やはり出だしは辛かった。隣にTが座ったものの、別に昔から話が弾むような関係でもないし。さらにみんなFBで繋がってるみたいで。そうなんだよな。高校時代の話より今の話になるんだよな。人の話に興味を持ってるふりをするのも辛く、自分から話しかけるほどの元気も今じゃ消え失せ、自分の社会性のなさを否応なしに実感させられた。それでも時間が経つと気を使って話題をふってくれる人などがいて、少し馴染んだような気もした。
みんなそれなりに年はとったが、高校生の頃と変わらなかった。思いっきり大阪弁でしゃべり、ボケたら誰かがツッコミ。このノリは普段は絶対にできないなと思った。
知らない人にまで言われたのがIとのことだった。Iと飲んだ時に｢FBに載せるから2ショット取ろうぜ｣と言われたので軽い気持ちでOKしたのだが。まさかそんなに見られているとは思わなかった。因みにFBをやっていないので全然気づいてなかった。そして今後もFBをやる予定はない。
近いうちに大阪に戻るからこれが最後かもしれない、なんてことは言わなかった。帰り道が一緒になったMが何度も｢来てくれてありがとう｣と言ってくれた。Mが同窓会を企画しなかったらこうやって再び交わることはなかった。こちらこそありがとうだ。人生ってのは不思議なもんだなあ。
