びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/10/27(月)「独り言」

 外部から来た本部長が恫喝しか能のない卑怯者というのは半年前くらいに散々書いたと思う。その本部長は同じく恫喝しか能のない会長&社長にボロクソにやられてるらしく、先月全員を集めて改革案を提示した。つまらない改革案の中に混ざって見過ごせないものがあった。「やるきのある人材を登用する」。土足で上がりこんだよそ者が人事という禁断の一手を使うのか?それとも会長&社長に言わされたか?今日もまた全員が集められ、組織が発表になった。ずっこけた。太鼓持ちを登用してるじゃん。やる気イコール太鼓持ちかよ。一体どこを見てるんのか?心底失望した。なにこれ?
 久々に開発について書いてみる。まず今の世の中にはニーズがない。それは誰のせいでもない。社会がそうなのだ。それなのに上層部は部下のせいにしようと必死。仮にニーズがあるとしよう。代理店商売をやっているから、営業のところにはニーズが入ってこない。お客様の声を拾えないから、新しいものを作ろうとしてもシーズありきになる。こんなんで説得力が出せるはずがない。まずはネタが降りてくるシステムが必要だ。
 次に新しいことを提案したとしよう。まず上層部が内容を理解できない。そしてリスクを負いたくないから逃げまくる。そういうリスクを負わずして出世した人たち、誰も事業立ち上げの経験がない。この時点できちんとした評価がなされるとは到底思えない。新しいチャレンジをきちんと評価する仕組みが必要だ。
 新事業と言えば、上層部はすぐに「うちの強みは?」と言う。実験もしないで考えたアイディアなんてどっかの誰かが考えついてる。もし、儲かるという絵が描けるのなら、後はスピード勝負。うちにそんなスピードあるのか?よそはずっと前から見切り発車で勝負に来ている。儲かるとわかってから動いても遅い。うちが勝つには、誰もが放棄したような分野で、これでもかというくら実験しまくって誰も気づかないようなことに気づく以外ないと思う。その投資が我慢できないなら、開発するだけの価値がないということだ。
 社長がここの部署は改革の意識が見えないと言ったらしく、なぜか机の上から書類を一掃することとなった。身近なところからしっかりやることは大切なことだけど、それと改革の意識を結びつけるのはやりすぎじゃないかと?手段が目的化してしまっている。これではまるで教祖の言うことをきくゲーム。改革とはそういうのを止めようということではなかったのか?
 この年になってスキルがないとか嘆いても遅いか?甘い汁をすすっているうちにゆで蛙になってしまったようだ。自動えさやり機が壊れない限り、ここからは離れられない。すべては身から出た錆。ここから立て直すしかないね。