びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/05/31(土)「部屋探し」

 朝は5時に起きた。9時前に部屋を出て、新浦安の耳鼻科に行った。
 11時千葉みなとを行き過ぎ蘇我で降りた。引っ越し先は蘇我に決めていたので、駅前の「エイブル」に行った。何度も引っ越しは経験しているが、自分で部屋を探すのは初めてだった。予約が必要かと思ったが、あれこれ考えるより飛び込んでみようかと。店に入った瞬間に「お部屋探しですか」と言われ、カウンターの席に案内された。一枚の用紙を渡されて、個人情報を書いた。若い男性店員がやってきて、いろいろと条件を聞かれた。店員さんは明るくてノリがよくて、でもとても腰が低かった。私にはこういう気の使う仕事は無理だと思った。こちらから提示した条件は、ワンルーム、4万円台、徒歩15分以内、風呂トイレ別。店員さんはすぐに条件に見合う物件を5件ほど提示してくれた。物件を暗記しているのだろうか?どれも良さそうに見えたけど、洗濯機が外置きだけは論外だった。今時そんな物件があることに驚いた。
 条件に見合うところが2件あり、そのうち1件が気に入った。「これから見に行きますか」と言われ、すぐに見に行くことになった。まずは営業車に乗って本命ではない方の物件に行った。アパートは薄汚れてて生活臭がなく荒れ果てていた。住人用の郵便受けが集められていたが、いくつかは壊れており「壊れてます」とか「上まで持ってきて下さい」と品のない貼り紙がしてあった。部屋に入るまでもなくダメだと思った。部屋に入ると思ったより狭かった。宇都宮や滋賀や今の部屋よりも狭く見えた。窓からはすぐ近くに道路が見え、車が通るたびに「ざー」と音がなった。うるさそうだな。また廊下と部屋の間にドアがなく、部屋から玄関が直接見渡せた。寒そうだな。私の条件だとこんな条件になってしまうのか。一抹の不安を覚えた。
 一度店に戻り、今度は歩いて移動した。駅から徒歩11分を体験するためだ。特に距離は気にならなかった。むしろ今より近いかもしれない。本命の物件は、少し薄汚れてはいたものの、さっきと違ってまともに見えた。部屋の中はやはり少し狭いと思った。若干車の音がするのも気になった。帰りに自転車置き場を見ると、住民はまともそうだった。おそらく学生が住んでるのだろう。
 店に戻りこれからの契約についてあれこれ教えてもらった。特に気になったのは、保証人をなしにしたケースだ。保証人をなしにした場合、保証会社にお金を支払って肩代わりしてもらう。物件ごとに保証会社が決められているようだった。保証会社を使うには緊急連絡先が必要で、相手に確認の電話が行くと言う。最初に見た物件では契約時に家賃の5割、後は1年に1万円、緊急連絡先には知人もOK。本命の物件では契約時に家賃の8割のみ、緊急連絡先は親族以外アウト。本命の物件を気に入っていたが、緊急連絡先が私にとっては絶望的にハードルが高かった。契約の日程などはすべて詰めたが、緊急連絡先だけはどうしようもなかった。すぐに断ろうとも思ったが、「明日に返事します」と先送りにした。
 18時半池袋の「LIBRO」で大学友人Sと待ち合わせた。尖閣ネタよりは部屋探しの方で頭はいっぱいだった。結局実家には電話しなかった。それをすることはプライドが許さなかった。いつものようにSのとこに泊まった。