終着駅はこうなっている―レールの果てにある、全70駅の「いま」を追う (交通新聞社新書)
- 作者: 谷崎竜
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 単行本
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これも「国際ブックフェア」交通新聞社の一冊。終着駅は行きつくしているのであまり期待はしてなかったが、知識の補完になるかなと。
著者は旅専門のプロのカメラマン。私と同年代。この本は千葉の聞いたことない雑誌に連載されていたエッセイを集めたもの。全国の終着駅を軽く紹介している。他の取材のついでに書いたらしく、駅ごとに取扱いの強度が違い、文字数が違ったり、インタビューが入ったり入らなかったり。
1日で一気に読んだ。読みやすいけど、私は大雄山駅以外は行ったことがあり、どこか事務的であんまり興味をそそられなかった。風景の描写が多く、行ったことがない人にとっても苦痛だろう。終着駅の場所と名前を知る程度。エッセイだし、雑誌の性格もあるのかもしれないけど、お薦めはしない。もっといい本がありそうな気がする。またはネットで調べる方がいい。