鉄道計画は変わる。―路線の「変転」が時代を語る (交通新聞社新書)
- 作者: 草町義和
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2014/02/01
- メディア: 単行本
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西北で見つけて買った。交通新聞社新書。
内容は題名の通りで、鉄道計画がどのように変わってきたかを説明している。鉄道っていろんなものの妥協の産物なんだなあ。大体のパターンはA〜C案があり、建設費の安いのを選んだり、住民運動があり他の案を選ばざるえなかったり、そもそも社会情勢が変わり黒字化しないから取り下げられたり。何十年もかかって議論が尽くされているようでいて、北総線やほくほく線のような問題もあるわけで。
4日くらいで読んだ。1回読んだ。著者は机上調査が得意のようだった。机上調査だけで本を書いてるという一文に驚いた。なんとなく事務的で現実に即してないような気がしたが?ところどころへーと思ったが、文章だけでは読みにくい箇所が多かった。こういうときよく思うのだが、どうしてもっと図を使わないんだろうか?あまりお薦めはしないなあ。